ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
博多の森の奇跡・‘神を見た夜’から10年!
今から10年前の今日、98年11月19日はJ1参入決定戦でアビスパ
福岡が川崎フロンターレに1-2とリードされた後半ロスタイムに追い付き、
延長でVゴール勝ちしてJ1 残留に前進した日である。
福岡は96年からJ1に昇格したものの無能なフロントのチーム運営で
低迷、98年に始まったJ2降格システムで97 年・98年と連続して最下位に
終わっていたのでJ2の川崎との対戦になったのだ。
この試合に限って福岡での一発勝負で、引き分けでも福岡が勝ち残り
となるシステムで私的には‘福岡が勝って当然’とたかをくくっていた。
ところが開始から福岡が猛攻するが川崎のGKがファインセーブを連発
し得点できず、反対に17分にカウンターから先制を許した。
24分に福岡が追い付いたものの、61分に再び川崎が勝ち越す。
1-2で川崎リードのままロスタイムに入って福岡のJ2落ちは時間の問題
と思われたが、ラストチャンスで送り込んだボールがDFとGKの間に転がり
これを途中出場したFWの山下芳輝が押し込み遂に同点。
そして延長に入った109分にフェルナンドが流し込んで福岡が劇的な逆転
勝利を挙げ生き残る。
その後、市原にはホーム&アウェーともども連敗したが札幌との決定戦
ではホームで1-0で勝った後12月5日に札幌で行われたアウェー戦でも
勝ってJ1残留を決めたのだった。
残留の決め手となった川崎戦は、後に金子達仁がルポし ‘神を見た夜’
というノンフィクションとしてビデオ化までされた。
当時TV観戦していて‘こんな試合をしていてはダメだ’と思っていた
だけに福岡が土壇場で追い付いた時は驚いた。
やはり何とか言いながら福岡がJ2に落ちるのは辛い。
本来なら こういう試合をしたら少なくとも年々強くならないとおかしいの
だが無能フロントの怠慢は毎年続き、この年以降も 00年を除いて降格
争いに‘参入’し01年を最後にJ2に落ちる事に。
その後06年に一旦J1に昇格しながら1年でJ2に降格するなど低迷を
続けている。
一方の川崎は00年に一旦J1に昇格して1年で降格したものの05年に
昇格すると徐々に力を付け06年には2位に入り、アジアチャンピオンズ
リーグに出場するなど強豪チームに成長。
あれから10年経つが勝った福岡が低迷し、敗れた川崎がJ1の
上位に定着するなど明暗を分けている。
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