ウルトラマンネクサスでは光の巨人であるウルトラマンが位相空
間であるメタフィールドを展開して戦うのだが、闇の巨人ダーク・
ファウストやメフィストはメタフィールドをダークフィールドに
変換してしまう。
つまりメタフィールドをダークフィールドに変換できてもダーク
フィールドをメタフィールドには変換できないというハンデを持つ
のだ。
ここまで不利な状況になると当然ながらウルトラマンが勝つのは
難しいしダメージも溜まるわけだが、そのダメージを癒すアイテム
としてストーンフリューゲルがあるのが特徴だ。
ストーンフリューゲルはデュナミストがウルトラマンとして戦った
時の疲れや傷を癒すという他のウルトラでは見られないアイテムが
登場するのだが、これがあったからこそ多少不利な状況に追い詰め
られても物語が成立するのだろう。
逆に言えば闇の巨人達にはストーンフリューゲルのようなアイテ
ムはないわけで、それこそがウルトラマンのアドバンテージとなっ
ていた。
つまり光の巨人のウルトラマンはメタフィールドを闇の巨人が
有利なダークフィールドに変換されるというハンデを持ちながら、
ストーンフリューゲルというアドバンテージで相殺していたという
事になる。