サンダーバードからスター・ウォーズへ4本脚地上メカは進化した

 サンダーバードの2話にゴングと呼ばれる巨大メカが登場する。

 アメリカ陸軍が開発し戦闘車両キャタピラ走行ではなく4本脚で
歩行するタイプなので戦車の弱点である視野の狭さを克服できるの
だが、全長が200mで500tを越える重量が災いして地下坑道跡地
への崩落に巻き込まれてサンダーバードの救援を仰ぐ事になった。

 ゴングのように4本足歩行メカは以後あまり見なかったのだが、
スター・ウォーズ帝国の逆襲に登場した帝国軍のスノーウォーカー
などは その流れを汲むメカではないだろうか。

 スター・ウォーズに登場する帝国軍のATスノーウォーカーは
戦車と戦闘員・ストームトゥルーパーを輸送するという両方を
兼ねるという優れた兵器で、4本の脚で地上を歩行するので遠方
から見ると怪物に見えるという威圧感もある。

 遠方から地響きを上げて進撃し地上兵器の攻撃を寄せ付けない
というのは敵側には凄まじいプレッシャーを与えただろうし、
実際に惑星ホスでの戦いでは3機ほど破壊されたものの反乱同盟
軍に壊滅的な打撃を与える戦果を挙げている。

 サンダーバードが60年代半ばに製作されたのに対し、スター・
ウォーズ帝国の逆襲が80年製作だから15年もの時を経てゴング
からATウォーカーに地上での戦闘車両が進化したという事になる
のだろう。

 

 

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