ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
意外に侮れないピー・プロ作品
日本の特撮作品はウルトラを中心にした巨大ヒーローの円谷と、仮面
ライダーを中心にした等身大ヒーローの東映が双璧となっている。
だが3番手に位置しているピー・プロも侮れない。
ピー・プロ作品といえばマグマ大使や宇宙猿人ゴリorスペクトルマン、
ライオン丸、鉄人タイガーセブン、電人ザボーガーなどが有名だ。
例えば日本で初の全話カラー特撮作品はウルトラマンと思いがちだが、
実はマグマ大使。
ウルトラマンは66年7月17日が第1話なのに対しマグマ大使は 7月4日の
月曜日が第1話だったというもの。
またウルトラQから始まった第1期怪獣ブームが68年9月のウルトラセブン
の最終回で終焉し、第2期怪獣ブームは71年から始まる。
一般的に71年4月2日に始まった帰ってきたウルトラマンと翌4月3日に
始まった仮面ライダーからブームが起きたと思われているが、宇宙猿人
ゴリは71年1月2日と帰ってきたウルトラマンよりも3ヶ月早く始まっている
のだ。
宇宙猿人ゴリorスペクトルマンは土曜19:00からのOAだったが、実は
68年7月に円谷が作った‘戦えマイティジャック’がOAされていた枠。
ところが戦えマイティジャックは裏番組の巨人の星に完敗して半年で終
わっていた。
その巨人の星を視聴率で上回るという快挙を成し遂げていたし、 72年
には仮面ライダーと共に元日にOAされたのだ。
スペクトルマンの後番組となった快傑ライオン丸は、特撮時代劇として
同じく72年4月から始まった東映の変身忍者嵐の人気をも上回っていた。
東映の関係者によると‘ライオン丸の造形を見たときに負けた’と思った
との事。
こういう事例を鑑みると決してメジャーとは言えないかもしれないピー・
プロ作品は決して侮れない。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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決して万人にお勧めできるようなものではないですが
侮れない作品ですよ!
面白いかと問われればちょっと悩みますが
個人的には好きですね(^^;)
ライオン丸Gあれは なかなかコアな話でしたね。
柴田真紀さんは‘うしお先生が生きていたら激怒するのでは?’などと言ってました。
とにかく見たときは圧倒されましたよ、ホント侮れない作品でしたね。