北海道銀行、ノルウェー下し五輪へ=日本女子、5大会連続出場―カーリング(時事通信) - goo ニュース
日本時間の今日未明に始まったカーリングのソチ五輪最終予選第2代表決定
戦は日本代表がノルウェーに10-4で逆転勝ちし10番目の出場国に滑り込み
98長野五輪以来5大会連続出場を決めた。
今回の最終予選はBS-1で連日中継されていたので見られる範囲でフォロー
していたのだが、7ヵ国中2位に入らないといけないレギュレーションでバンクー
バー五輪 銅メダルの中国や開催国のドイツあたりが強敵だと目されていた。
初戦でイタリアに手こずりながら辛勝した後にノルウェーに快勝し波に乗った
かに思えたが、3試合目でラトビアに4-1から逆転されて苦戦し第8エンドから
3連続得点で9-7で再逆転して勝ったのが効いた。
4試合目に最大のポイントだった開催国のドイツに10-4で快勝するとチェコ
にも勝って2位以内を確定し、中国との最終戦には4-10で敗れた。
問題だったのは3位チームで予選リーグ6試合を終えて全勝の中国が1位で
直接対決で敗れた日本が2位だったが、それに次いでドイツとノルウェーが3勝
3敗で並んでおりタイブレイクの結果ノルウェーが勝って3位となった。
2位通過すると1位とのプレーオフで勝てば出場権獲得するものの負ければ
3位との第2代表決定戦となり、2試合する事になるだけでなく生き残った3位と
出場権を取り損ねた状態で戦う場合3位通過チームの方が有利になる可能性は
高く特に開催国のドイツが相手になると更に厳しいと思っていただけにノル
ウェーが来てくれたので いくらか気は楽だった。
そして迎えた中国とのプレーオフでは予選リーグとは変わって慎重な展開に
なったが2-3から第6エンドに3失点したのが響いて追い上げたものの6-7で
敗れる。
大敗するよりも僅差で敗れた方が次に引きずるのでノルウェー戦は危惧されたし
第3エンドを終えて1-3とリードされたのを第5エンドに追い付くと3-4で迎えた
第8エンドで一挙6点を挙げて流れを引き戻して勝ったのだから劇的だった。
やはりスキップの小笠原歩とサードの船山弓枝がソルトレイクシティとトリノの
経験者というのが大きかったし、予選リーグでドイツに勝った事によって結果的に
ノルウェーが3位に入れたのだからドイツ戦の勝利がソチへの道を開いたの
だろう。
五輪期間中に戦い続けメダルは1個しか取れないチームスポーツだが北京の
ソフトボールやロンドンのサッカーのように勝ち進むと盛り上がるので、冬季
五輪の場合はチームスポーツが少ないため女子アイスホッケーに続いてカー
リングも出場権を取れたので何とか勝ち進んで盛り上げて欲しいものだ。