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こーじ苑
デストロン怪人のネタ切れを救ったライダーマン
仮面ライダーV3は12話までの26の秘密編からスタートし13話からデストロン
最初の大幹部が登場するドクトルG編になり、31話からはキバ男爵&ツバサ大
僧正編と続いて41話からヨロイ元帥編になって43話からライダーマンが登場
する。
だから41話以降はヨロイ元帥編というよりもライダーマン編といった方が
しっくり来るかもしれないが、ライダーマンが最初の2話と最終話に登場しない
ので やはりヨロイ元帥編だろう。
ただデストロンの怪人の場合は生物&機械などの無機物の合成というのが
売りで、ハサミジャガーやマシンガンスネークなどが好例だ。
ところが30話のドクトルG編の最終話でドクトルGが変身したカニレーザーを
最後にキバ男爵編ではユキオオカミや原始タイガー、ツバサ大僧正編では火炎
コンドルやコダマムササビと生物&機械の合成怪人という設定が崩れている。
そしてヨロイ元帥率いるヨロイ一族はヨロイをモチーフとした甲羅を持った
怪人という設定でアルマジロのガルマジロンやカタツムリのカタツブラーらが
登場するのだが、ライダーマンが登場し始めてからはシーラカンスキッドやオニ
ヒトデにカメレオン!!(まんま)といった甲羅を持たない怪人が続いている。
本来なら当時の視聴者である子供も突っ込むべきところだろうが、意外にも
ライダーマンという強烈なサブキャラの登場でヨロイ一族の怪人達は影が薄く
V3とライダーマンにヨロイ元帥という三つ巴の図式ばかりが目立ってしまう。
それを考えるとライダーマンという存在はデストロン怪人のネタ切れを
救ったともいえるだろう。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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ダブルライダーにしても、ショッカー→ゲルショッカーとか、テコ入れありますし。
あの頃のヒーロー物は、とにかく何か新しいものをぶち込まないと、生き残れなかったんでしょう。
最近、動画サイトで『白獅子仮面』を見ましたが、
1クールで切られるのも、ムリないか…(失礼)
と、思っちゃいましたから。
V3の場合はライダー史上でも人気作品でしたが、ここまでやらないと人気が出なかったという事ですね。
ある意味 生き残るために何でもやるという感じです。
やはり1年もたせるというのがいかに大変かでしょうね。