本田、ACミラン移籍=背番号10、1月デビューへ(時事通信) - goo ニュース
今日の新聞にCSKAモスクワの本田圭佑が1月からイタリアのACミランに移籍
する事が決まり、背番号も10番をもらったという事が載っていた。
ミランの10番といえばオランダ代表のルート・フリットやユーゴのサビチェビッチ
にポルトガルのルイ・コスタなど そうそうたるメンバーが付けていた栄光の番号
だし、宿命のライバルであるインテルには同じく日本代表の長友佑都がいるので
ミラノの街を二分するミラノダービーで日本人対決が見られるというのはJリーグが
発足した20年前では考えられない事だ。
思えば20年前は日本のスーパースターの三浦知良がセリエA行きを熱望し
94~95シーズンにジェノアに移籍したものの開幕戦でミラン相手にフランコ・
バレージとの接触プレーで鼻を骨折したのが響いてサンプドリアとのジェノバ
ダービーで挙げた1点のみで帰国するハメになってしまった。
そして当時のイタリア人記者は‘今後よほどスーパーな日本人選手が来ない
限り日本人選手の需要は無い’と金子達仁に語っていたので、それぐらい日本
のレベルは低く思われていたわけだ。
現在のミランはリーグで9位とまさかの低迷状態なので本田の活躍でチームが
上向けば神様のように言われるだろうし、活躍できずに順位も下がり続けると
更なる補強でポジションを失って控えに回されるというリスクもある。
ミランが好調なら最初から控え扱いのような形になるだろうからチームが低迷
しているのは むしろラッキーだったのかもしれない。
もっとも本田も左膝の半月版損傷というケガ持ちなのでハードなタックルなどで
古傷を悪化させて調子を崩すというリスクもあるのだが、ミランでの活躍が日本
代表での活躍にもつながるのだから頑張って欲しいものだ。