二兎を追うゲームは難しい


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20211114-0102

 日本時間の今日未明ポルトガルのコインブラで行われたラグビー
テストマッチで、日本はポルトガルに38ー25で2年ぶりの勝利を挙
げた。

 5-60で大敗した先週のアイルランド戦から先発を10人入れ替え
た日本は4分に先制Tを挙げるも16分にPGで3点返されると、
17分に
逆転Tを許して5-8からPG3本を決めるなど14-11とし前半終了間
際に中野将伍のT&Cを挙げて21ー11で前半を終える。

 ところが後半に入ると開始早々に危険なプレーでリーチ・マイケ
ルがシンビンを受け45分にT&Cで7点返されると、そこからT&Cを
取り合って68分にはPGで31ー25と突き放し76分に中島イシレリが
シンビンを受けてピンチになるものの終了間際に山中亮平がインタ
ーセプトからT&Cを挙げ38ー25で逃げ切った。

 今回のポルトガル戦は久しぶりのティア2との相手だから勝利と
新規メンバーを起用という二兎を追った試合になった。

 前回のW杯で日本ができなかったのが力の落ちるチーム相手に
控え中心メンバーで戦えなかった事で、今回の遠征でアイルラン
ド&スコットランド戦の合間にポルトガル戦を入れた理由も控え
中心メンバーで戦うシュミレーションだったというわけだ。

 ただし海外での試合でレフェリーの笛に今ひとつアジャストで
きなかったのと、闘志が空回りする形でシンビンを受けるなど反
則を連発する
始末。

 先週のアイルランド戦もレフェリーの笛にアジャストできずに
反則を繰り返していたが今回も然りで、やはり久しぶりの国際試
合という事もあるのだろうかと思ったりする。

 ホームでこういった内容の試合を行うと問題だがアウェーでの
試合だから少しばかり大目に見る必要はあるし、何よりアウェー
で勝ったのは喜んでいいのではないか。

 特にHOの堀越康介やLOのワーナー・ディアンズにトライを取っ
たCTBの中野将伍らが活躍できたのは大きいと思うし、選手層の上
積みにつながると思う。

 まぁ今回のオータムネーションズはコロナ禍のサビ落とし的な
目的のツアーだけに、そういったところをわきまえてスコットラ
ンド戦までを見て行きたい。

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