長谷川圭一脚本の魅力

 先日OAされた仮面ライダーWの復讐のV偏の脚本担当は長谷川圭一。

 言うまでもなく平成ウルトラシリーズを代表する脚本家だが、初めて仮面
ライダーの脚本も担当した事になりウルトラシリーズやゲゲゲの鬼太郎に
ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃も担当しているので特撮作品で
ほぼ全ジャンルを網羅している事になる。

  最初に担当したのがウルトラマンティガ。
 印象に残ったのが他のEPに登場したゲストキャラが別の EPにも登場する
のだ。
 特に‘拝啓ウルトラマン様’に登場した超能力者のキリノ・マキオが最終回
に再登場するのは嬉しかった。 

 またホリイが‘霧が来る’で江崎博士の娘・ミチルと知り合い‘闇にさようなら’では最後にミチルと結婚式を挙げ、ダイナでは滅びの微笑で夫婦として登場
しツグムとミライという2人の子供の父親になっている。
 これは全て長谷川作品だ。

  これまでのウルトラシリーズの作品は それぞれが独立していたのに対し、
ティガとダイナは世界が続いているのが特徴でこれなどダイナが長谷川氏
メインだからできたのかもしれない。

  ガイアではメインはティガ3本柱の1人・小中千昭だが、メザードが登場
するEPは全て長谷川作品と見ただけで雰囲気が分かる。
 当然のように平成ウルトラの激情版はウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT以外全ての作品を担当しているのも、それぞれの世界をつなぐ
のが上手い長谷川氏ならではだろう。

  それにしてもネクサスで主役の孤門一輝が‘これでもか’と追い詰められ
ていくが、ガイアではアグルに変身する藤宮博也がクイーンメザードが作り
出した稲森博士の幻影に翻弄され追い詰められるのを思い出した。 

 最近のウルトラ劇場版であるウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟や大
決戦!超ウルトラ8兄弟などを見ていると、至るところに往年の名シーン
へのオマージュが散りばめられていて我々としてはニヤリとしてしまう。

 いずれも長谷川作品ならではの味だろうし、これからも楽しんでいきたい。  そんなわけで、これからも長谷川作品を楽しんでいきたい。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 何も12月に拘... 怪盗103号は岸... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。