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こーじ苑
真鍋ジャパンが突破した2つの壁
結束の勝利、壁破る=「メダル狙う」と荒木―バレーボール女子〔五輪・ハイライト〕 コラム?-?goo ロンドン五輪特集
昨日行われた女子バレーのQファイナルで日本は中国にフルセットの
デュースの末に勝って88ソウル五輪以来のベスト4進出を決めた。
個人的にQファイナルの相手が中国と聞いて‘終わったな’と考えていたので、
ある意味嬉しい誤算ではあるが日本女子にとって20年以上立ちはだかっていた
鬼門とも思える2つの壁を遂に乗り越えたという意味で感無量だった。
76年のモントリオール五輪で圧倒的な強さを見せて金メダルを獲得した日本は
翌77年に行われたW杯でも優勝して74年世界選手権と併せて‘3冠’と言われ
たのだが、この時の日本に唯一の黒星を付けたのが中国。
もっとも決勝リーグでは日本が完勝したのだが81年のW杯ではフルセットの末
に敗れると82年の世界選手権ではベスト4で0-3で完敗し世界大会で初めて
メダルを逃す原因になっていたし、83年のアジア大陸予選では勝ったものの
84年のロス五輪ではベスト4で対戦し0-3で完敗し五輪史上で初めてファイ
ナルに残れなかったのだ。
この時は日本は予選リーグを3連勝しながらアメリカに1敗して2位通過した
中国と対戦しての完敗だったわけで、とりあえず3位決定戦ではペルーに3-1
で逆転勝ちしてメダルは確保したものの妙なコンプレックスを植え込まれて
しまった。
その後も事ある毎に中国が日本の前に立ちはだかり88ソウルでは日本が2位
通過だったのに対して中国も2位通過だったのでSファイナルで対戦せずに済ん
だが、Sファイナルでペルーから2セットダウンから追い付いたものの力尽きて
2-3で敗れると中国もSファイナルで日本が勝っていたソ連に敗れて銅メダル
をかけて対戦する事に。
この対戦もSファイナルの激戦の疲れが残る日本は1セット目こそ粘ったが完敗
して64東京五輪以来続いたメダルも ここで途切れてしまう。
メダル奪回を期して乗り込んだ92バルセロナからQファイナルが導入され日本
は初戦でアメリカにフルセットの末に勝ち、スペインにも勝って連勝したものの
最終戦で旧ソ連にストレートで敗れ3位でQファイナルへ。
別組の中国も3位だったので対戦せずに済むと喜んだのも束の間ブラジルに
完敗してベスト4にも残れなかったのだ。
96アトランタではベスト8にも残れず9位に終わるとシドニーでは出場権すら失う。
04アテネでは予選リーグ2勝3敗で4位でQファイナルで中国に、08北京でも
予選リーグ2勝3敗の4位でQファイナルでブラジルから敗れて いずれもベスト4に
残れずに終わったのだ。
つまり日本にとってはQファイナル制度が導入されてからベスト4がなく更に中国
の壁に阻まれるケースが多かったわけで、それを考えると30年来の壁がようやく
破れたのだと実感する。
なおロンドン五輪のバレー中継を見て感じるのが会場のムードの違い。
バレーボールをしっかり見て応援している姿勢は ある意味新鮮で、国内で行わ
れるアイドルグループ目当ての観客を集めたコンサート会場のような雰囲気とは
正反対。
やはりバレー観戦は今回のようなムードの中で見たいものだ。
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ホントにビーチバレーはア○オバブルでしたね。
実力も無いのに・・・・というヤツですし、所詮は川合の浅知恵でした。
ベスト4に韓国が入っているので俄然メダルチャンスが出てきましたよ。