ロンドン五輪競技12日目:‘不運の女王’への決別と五輪3連覇

レスリング伊調が3連覇=小原も初優勝―ディーン元気、予選突破〔五輪〕(時事通信) - goo ニュース

 今日の注目は やはり女子レスリング。

 通常なら軽いクラスから順に始まるのだが今回は小原日登美の出場する
48㌔級と3連覇が かかる伊調馨が出場する63㌔級が行われる。


 特に小原は51㌔級の世界王者ながら五輪種目ではないために出場できな
かった‘悲運の女王’で31歳という年齢から‘最初で最後の五輪’と意気込んで
迎えるので変なプレッシャーが かからなければ・・・と思うし、48㌔級は伊調馨
や吉田という3連覇が かかる選手が日本にいる関係か?過去2大会は伊調千春
に対し不運な判定が多く2大会連続の銀になっている階級だから勝てば初の
金となる。


 他には陸上競技で男子やり投げ予選と200m。

 やり投げには09世界陸上の銅メダリスト・村上幸史と初出場のディーン元気の
2人が出場するのでプレッシャーを軽減する意味でも2人揃ってのファイナル進出
を目指して欲しい。


 200mは高平慎士と高瀬慧がファイナル進出を狙う。

 やり投げは村上が82mの予選通過ラインをクリアできずに敗退したのに対し
ディーンは2投目に82m台をマークして7位でファイナル進出を決めた。


 一方200mはウサイン・ボルトをはじめとした強豪は しっかりとファイナル進出
を決めたのに対し、高平と高瀬はグループ最下位で敗退。


 また5000m予選でも佐藤悠基が予選落ちと相変わらずトラック長距離は世界に
歯が立たない。


 女子レスリングは48㌔級の小原は初戦でチュニジアのメジェンにフォール勝ち
するとQファイナルでセネガルのサンブーに判定勝ちし、Sファイナルでは北京の
金メダリスト・カナダのハインに勝ってファイナル進出。


 そしてファイナルでは昨年の世界選手権で対戦したアゼルバイジャンのマリア・
スタドニックに1Pをスピードに手こずって0-4で落としたが2Pを1-0で取って
流れを引き戻すと最終Pも取って逆転勝ちで悲願の金メダルを獲得。


 63㌔級の伊調も初戦でカナダのダグレニアーにQファイナルでスウェーデンの
ヨハンソンと共に判定勝ちしてSファイナルに進出するとモンゴルのバトツェツェグ
に判定勝ちで危なげなくファイナル進出。


 ファイナルでも中国の景瑞雪に2Pを連取し4試合合計で1Pも落とす事なく磐石
の3連覇を達成したのだった。


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
« 真鍋ジャパン... 女子レスリン... »
 
コメント
 
 
 
頭が下がります (柴田真紀)
2012-08-09 22:37:06
12年間、世界一って、
いったいどんな毎日をおくっているんでしょうか!?

おそらく、沢山のものを犠牲にして、
常人には考えもおよばない、
弛まぬ努力の結実が、
その地位の維持となったのでしょうね。
 
 
 
まったくです (こーじ)
2012-08-10 23:51:24
>柴田真紀様
 継続は力なりとは言いますが、これを1年続けられる人は常人ですけど5年以上狂気の世界に身を置ける人間は凄いですよね。
 
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。