日本人力士の関脇・小結独占に ついて

 早いもので明日から大相撲夏場所が始まる。 

 今場所は先場所 横綱の白鵬と優勝争いを演じた新大関の把瑠都が どこ
まで優勝争いに加わるか?というのが最大の目玉だが、意外な事に関脇と
小結の三役を日本人力士が占める場所になったのだ。

 これは04年九州場所以来の事らしい。

 これまで横綱・大関をはじめ関脇・小結の三役まで外人力士が幅を利か
せていたのを見ると一見喜ばしく思われるが、素直には喜べないのだ。
 というのも関脇が稀勢の里と安美錦、小結は琴奨菊と栃煌山で前頭筆頭
も豊ノ島と雅山と いつもの顔ぶれになっている。

 安美錦や雅山は年齢的にいっても大関は厳しいので結局は稀勢の里と
琴奨菊あたりに頑張って欲しいのだが、彼等には何度裏切られた事か!

 特に稀勢の里が番付上位に上がって来て大関候補と言われた頃のライ
バルは琴欧州で白鵬らは まだ下の方だった。
 ところが琴欧州が05年の九州場所後に大関に昇進すると、白鵬も大関は
おろか横綱にまで昇進して今や大横綱の風格すらある。
 更に後出の把瑠都までが先に大関に昇進しているのだ。 

 こうなると‘稀勢の里なにをやっているのか!’と言いたくもなる。

 場所前に行われた稽古総見でも横綱との申し合いに躊躇して親方衆から
気合を入れられるという事があったようで、我々ファンの気持ちを逆なでして
くれているのだ。

  琴光喜が34歳で‘角界の人間国宝’の魁皇は いつ引退してもおかしく
ない状態だからこそ、1場所でも早く稀勢の里らに大関に昇進して欲しい
のだが場所前の様子を見ると今場所も厳しいのか・・・と暗澹たる気分に
なる。

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