相変わらずの亀一家

亀田興毅の引退試合、8回戦かなわず6回戦で開催に

 3年前の10月にアメリカで河野公平の持つWBA:Sフライ級タイ
トルに挑戦したもののダウンを奪われるなどして完敗し引退した
亀1号がAbemaTVで現役復帰宣言し、1試合限定で日本のファンの
前で引退試合を行うと語っていた試合が明日 後楽園ホールで行
われるらしいが案の定というべきか非公式試合になったとの事。

 というのも対戦相手は10年3月にWBCフライ級タイトルを奪われ
たポンサクレック・ウォンジョンカムらしいが既に40歳を越えて
引退していたのを3月に復帰戦をやらせるなど姑息な手を使って
来日させ、そこで引退試合を行おうとしたようだがJBCからは非
公式戦という扱いだし相変わらずのトラブルメーカーぶりには呆
れてしまう。

 この一家は現役時代からトラブルを起こしまくっており最終的
には日本で試合ができなくなって海外に打って出たものの、勝て
そうな対戦相手が見つからず、1号に至っては最も与しやすいと
思われていたWBA:Sフライ級王者の河野公平を執拗に追い回した
挙句ダウンを奪われ完敗と恥の上塗りをして‘この一戦を最後に
しようと思っていた’と言って引退宣言をしていた。

 ところが引退後も強い者との対戦は何が何でも避けるという姿
勢は不変で1年前の昨年5月には‘亀田興毅に勝ったら1000万’と
いうAbemaTVの企画が立ち上げられたものの、現役格闘家や元プ
ロボクサーは対象外で素人相手という見下げ果てたものだった。

 これで味をしめたのか‘日本のファンの前で引退挨拶を行えな
かったのが心残りだったので、引退試合をしたい’と語り1試合
限定の復帰戦を企画したのだが、対戦相手は既に引退していた40
歳のポンサクレックというのだから一般のボクシングファンは
‘また始まった、相変わらず強いのとはやらないのだな’という
感想だった。

 考えてみれば後ろ盾だった赤坂TVが撤退した事により弱い相手
を呼ぶ資金に困窮しての引退だっただろうし、昨年5月のAbema
TVの企画で味をしめた事からの企画だが当然ながらJBCは認可し
なかった形で6回戦の10オンスグローブ使用というエキジビション
扱いとなったのだ。

 つまり公開スパーリングのようなエキジビションマッチを公式
戦の如く行おうとしたもののJBCから認可されなかったわけで、
これまでやってきた羊頭狗肉マッチメイクから全く変わってない
事を証明した形だ。

 とりあえず素人相手のAbemaTVで‘引退試合’と煽ったものの
最早オオカミ少年状態で、殆どのメディアが相手にしなかったのは
当然だし彼らのビジネスも終焉という事になるだろう。

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