今から40年前の今頃OAされていた仮面ライダーストロンガーでは
ブラックサタンの大幹部・一つ目タイタンが倒され、デルザー軍団の
ジェネラルシャドウが登場し始める。
一つ目タイタンが意外に早めの退場だったのに対し、ジェネラル
シャドウはストロンガーの宿敵という感じのキャラだった。
当初はブラックサタンから雇われた形で登場するのだがデルザー
軍団から派遣されたという設定のため‘俺は大幹部を引き受けたが、
根っからのブラックサタンではない’という名セリフを残している。
卑怯な作戦を嫌いストロンガー相手に正々堂々とした戦いを挑む
というのはハカイダーを髣髴させるが、デルザー軍団内で内部抗争
を起こさせて自らが本当のリーダーになろうとするなど単なるライ
バルキャラではない したたかさを持っていた。
武器は剣とトランプで特にトランプをカッターや爆弾として使用
する珍しいキャラで、ストロンガーがもう少しメジャーだったら
ジェネラル・シャドウの扱うトランプ技も もう少しポピュラーに
なっていたかもしれない。
ストロンガーの場合は多くの大幹部が登場するのだが、名声優の
柴田秀勝が声を担当したという事もあって最もインパクトのある
キャラだった事は確かだろう。