アンチショッカー同盟の その後はどうなった?

 今から50年前の今日OAされた仮面ライダー94話でショッカーライ
ダー編は完結するわけだが、このシリーズ3話で重要なポジションだ
ったのがアンチショッカー同盟。

 木暮精一郎をリーダーとするショッカーやゲルショッカーに家族を
殺された者達の組織でショッカー被害者の会的な性格を持つのだが、
この世界では立花藤兵衛を中心にした少年仮面ライダー隊や仮面ライ
ダーの存在が知られていたにも拘わらず全く接触がなかったというの
もおかしな話。

 とりあえず催涙弾のようなガス弾を所持しておりアジトのような場
所もあり、エイドクガーを捕虜にして拘束する部屋などあるようだし
コンピューターも所持しており情報収集活動も行っていたようだ。

 その点は情報収集のみの少年仮面ライダー隊とは違うわけだが最大
の問題は彼らが情報収集した後に、どんな事をやりたかったのかとい
う話で基本的に仮面ライダーではクウガを除いて警察組織との連携は
ないのだから何とも中途半端な存在だろう。

 結果的に木暮はナメクジキノコに2代目・白鳥さおりの小野恵子演
じる石神千恵以外の同盟員は復活したエイドクガーに殺害されるとい
う悲惨な結果になるわけで、やはり素人同然の民間人が怪人を捕虜に
するなど実力行使で向かい合っても無理だという事が証明されたと
思う。

 結局アンチショッカー同盟はショッカーライダー編のみの登場だっ
たわけで、その後解散状態になったのか石神千恵が中心になってV3の
デストロンハンターに合流する形で吸収されたのかは不明。

 それにしても木暮精一郎を演じた上野山功一氏はイナズマンFの荒井
誠以外は悪役専門だったので珍しく正義側キャラだったのだが、最終
的にナメクジキノコに殺されて憑依され悪キャラになっていたのを見
ると悪役の方が板についていると実感したわけだ。

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