フジTVは大丈夫だろうか?

 リオ・デ・ジャネイロで開催されている柔道の世界選手権は
日本勢が例を見ないぐらいの大苦戦。
 4分の3の日程を終え、金が1つも取れず男子に至っては3日目
でやっと銅1個というありさま。
 このままでは男子は金が0という屈辱も、あながち誇張でも
なくなってきた。
 ここで気になるのがOAしているフジTVだ。
 前にも書いたが、以前の柔道の世界選手権は95年に日本が開
催した時はTV朝日が、03年はフジTVがOAしそれ以外の時はNHKの
OAだった。
 ところが05年のカイロでの世界選手権から、03年に引き続き
フジTVがOAしている。
 考えてみれば柔道だけは、未だに’金以外はメダルではない’
という価値観がある種目で、反対に言えば金メダルラッシュが
あらゆる種目の中で唯一期待できるわけだ。

 視聴率獲得には手段を選ばない民放ならではの嗅覚で放送権を
買ったのだろうが、どうやらとんだ見込み違いになりそうだ。
 というのもリオは経度的にアメリカ東海岸と同じなので、日本
で8:00は現地の19:00である。
 つまり夕刊に結果が載ってしまうネタバレ状態だ。

 しかも朝起きてネットをつなぐと予選の結果が載るので、今回
なら初日早々’井上・鈴木共に2回戦敗退’という記事を見てし
まう。こうなると夜のOAを見る気がしなくなるのだ。
 おそらく金メダルラッシュを当て込んで、高視聴率を稼ぐため
21:00からの時間帯に持ってきたのだろうが惨敗の結果が分かっ
た試合をわざわざ見る気はしない。
 視聴率的にも惨敗は確実だろう。
 これに懲りて次回の世界柔道のOAからフジTVは降りるのだろう
か?07年の世界選手権に注目したい。
 
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