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こーじ苑
山本昌の史上初の50歳初先発に対する違和感
中日・山本昌、涙のラストマウンド 先発登板など最年長記録を更新!
日本のプロ野球は今日でセ・パ併せたレギュラーシーズンの全
日程を終了したのだが、シーズン終盤になって目立ったのだが今
シーズン限りで引退する選手達のラストゲームというもので特に
ドラゴンズなど谷繁元信や和田一浩らのベテランが引退する中で
最年長の山本昌も今日のマツダスタジアムのカープ戦で現役最後
の登板を果たした。
ただ違和感があったのは敵地・マツダスタジアムでの最終登板
だけでなく、史上初の50歳での先発登板などとマスコミが騒いで
いる事だ。
まずは引退登板がホームのナゴヤドームではなくCS争いをして
いる最中の敵地・マツダスタジアムという事。
山本は日大藤沢OBという事で9月26日の横浜での試合なら分かる
ものの、広島出身でもないのに広島での引退登板というのは悪く
言えば球団側が谷繁や和田でスケジュールが詰まり最終戦に回し
たという感が拭えない。
そして年齢だが個人的にも40歳を過ぎても円熟味溢れる山本の
投球には感心していたクチだし一昨年までは2年連続で先発数が
2桁になり昨年まで勝ち星も上げているわけだったが、今年は1度も
一軍での登板はない中で先発し打者1人のみに投げて‘史上初の5
0歳での先発登板’とやられたら記録の重みもないものだ。
昭和の時代に金田正一が400勝目を上げた時には消化試合で
エースの城之内邦夫が先発し3-0とリードした5回から登板して
のもので、今ならこういう事をやったら非難ごうごうだろうと
言われていたものだが今回の50歳先発は それに近い感じだ。
日本のプロ野球界は記録に関しては‘やらせ’的なものでも
甘いところがあって金本知憲が連続試合出場を辞退した時に
前監督の岡田彰布などは‘どうにかして続けさせてやればいい
のに’的なコメントをしていてガッカリした記憶がある。
王貞治の年間55HRがランディ・バースら外国人選手達に破られ
そうになると、敬遠攻めしてでも記録更新を阻止しようとした
事と比べると凄い違いである。
変なところに温情をかけて‘やらせ’でも記録を作らせようと
する日本プロ野球の体質は時代にそぐわないし、一刻も早く変え
ないと心あるファンを失望させファン離れを加速させるのでは
ないだろうか。
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確かに凄い記録ですが、そこまでして達成する意味はあるのかと。
打者1人に投げるだけならいくらでも伸ばせる気もしますし・・・。
広島ファンなら尚更、いろいろ考えてしまうと思います。
昌さんの引退試合、もっとスッキリして終わって欲しかったです。
本来ならナゴヤドームで行うべき最終登板ですよね。
ちなみに北別府学は地元最終戦がジャイアンツとの最終決戦となり2回まで6-1とリードしながら逆転され、再逆転して勝った試合だったため結局登板できずに終わりました。
当時この試合に北別府を先発させて1イニングだけ投げさせるという事をしていたら、ここまでの好ゲームにならなかったのではないかと思います。