10月5日からBS12で水前寺清子主演の ありがとうの看護婦遍が
始まり先日 見る機会があったのだが、いかにも昭和という雰囲
気満点で それなりに楽しく見たのだった。
ありがとうは当時の売れっ子歌手の水前寺清子がドラマに出演
という事で大いに話題になっており、山岡久乃が演じる母親との
親子ゲンカや石坂浩二と水前寺清子との仲がどう進んで行くか?
などの見どころが満載で小学館の小学3年にも少し載っていた
ぐらい。
木曜20:00からOAされていたので私的には19:00からのアニメを
見た後にケンちゃんシリーズを見させられて?その後に祖母が
ありがとうを見るというのが流れになっていた。
面白いのが居間のテレビのチャンネル権を独占していた祖父で
さえ、ありがとうの時にはラジオで野球中継を聴いていたぐらい
なのだ。
だから居間で寛いでいたら ありがとうを見るハメになっていた
わけだし、同級生も見ている連中がいたので意外に話題になった。
録画機が付いたりテレビが一部屋に1台あって子供向けを含めて
チャンネルも増えた現在だったらこういう事は考えづらいだろうし、
このような番組を見る機会もなかっただろうが居間に1台しかない
時代だからこそ多少子供には理解しづらい内容でも見ているうちに
分かってきたのではないか。
そういう意味では ありがとうがOAされた時期もよかったという
事になるし、内容的にも当時はどこの家でも起こりえる身近な事
ばかりが扱われていたからこそ視聴率もよかったのではないかと
思うのだ。