ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
錦織圭、全豪に続いてベスト8までに消耗し力尽きる
日本時間の昨夜から未明にかけて行われたテニスの全仏オープン
男子シングルス準々決勝で錦織圭は、スペインのラファエル・ナダ
ル相手に1ー6、1-6、3-6のセットカウント0-3で敗れ86年ぶ
りの全仏ベスト4進出を逃した。
3回戦で4時間越えの死闘を4回戦では2日がかりの試合を何とか
勝ち抜いて挑んだ錦織だがクレー王者のナダルには通じず、第1&
第2セットは1ゲームしか奪えない最悪の展開。
第3セットに入ると雨での中断があったため流れが変わる事を期
待したのだが、3ゲームを取ったもののストレートで落とし完敗と
なった。
実はこういった光景は‘いつか見たもの’なのだ。
そう1月の全豪OPでも錦織は1回戦で2セットダウンから何とか
盛り返すとセットカウント2-2から最終セット相手の棄権で初戦
を突破し、2回戦でもイボ・カロビッチにフルセットで3回戦進出。
3回戦こそストレート勝ちするものの4回戦では再び2セットダウ
ンから逆転勝ちするが、準々決勝のノバク・ジョコビッチ戦は今回
同様に疲労困憊で第1セットを1-6で落とすと第2セット途中で棄権
するハメになってしまった。
今回の全仏も初戦こそ3-0で勝ったものの2回戦はジョーウィル
フリード・ツォンガに3-1で勝った後、3回戦でラスロ・ジェレと
フルセットの死闘を演じ何とか勝つと4回戦でもブノワ・ペールと
日没サスペンデッドを挟んで2日がかりの試合の末に3-2で勝って
ベスト8に進出していた。
3回戦のジェレ戦は4時間26分、4回戦のペール戦は2日がかりの
3時間55分でナダル戦は3連戦目になるわけだからスタミナ面では
既に限界だった。
豊富な運動量で勝負する錦織がベストの状態で臨まなければナダ
ルやジョコビッチにも勝てないのに、全豪に続いて全仏でもベスト
8に辿り着いた時にはエネルギーが残ってないという事を繰り返し
てしまったわけだ。
錦織も30歳になるわけで、これからのキャリアを考えると少し
でもスタミナを温存する戦い方を修得する必要があるだろう。
とりあえず苦手としていたペールに勝ったのはポジティブな要素
だが、サーブ&ボレーを磨くなど少ない運動量でポイントを挙げら
れるような戦術を立てないと毎回ベスト8の壁に悩まされるのでは
ないだろうか。
« 私の好きな平... | グリッドマン... » |
コメント |
コメントはありません。 |
![]() |
コメントを投稿する |
![]() |
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません |