岡田ジャパン今シーズンの日程終了

後半3点追加、香港に4―0で快勝…アジア杯予選(読売新聞) - goo ニュース

 今日 香港で行われた2011年のアジア杯予選で香港に4-0で勝って、
アジア杯出場を ほぼ確実にして今年の全日程を終了した。

 思えば今年は来年行われる南アフリカW杯の出場権を取るというのが最大
目標だった。
 2月のホームで行われたオーストラリア戦を0-0で引き分けたものの、3月
にホームでバーレーンを1-0で勝ちW杯に王手をかけると6月にウズベキス
タンで1-0で勝って南アフリカ行きを決めた。

 つまり最大のミッションは成功させたのだが・・・・・

  岡田武史監督に言わせると南アフリカW杯ではベスト4を狙うらしい。
 ならばオーストラリア以外は力的に劣るグループで1位に入らないといけ
ないはずだが、ホームで0-0だったのに続きアウェーでも1-2で逆転負け
したのだった。

 キリン杯などの親善試合ではホームで行われたフィンランド・チリ・ベルギー
・スコットランド・トーゴ戦で全勝。
 特にスコットランド相手に2-0だった以外は大勝なのだから 10年ほど前
なら大喜びだろうが、いかんせん相手のメンバーが酷かったりモチベー
ションが低かったりと参考になりづらいケースが多かった。 

 一方でオランダとアウェーで対戦した試合では残り20分までは 0-0で踏ん
張っていたが、ハイペースで飛ばしていたため運動量が落ちてから3点を
取られて敗れている。

 ホームの親善試合では勝てるけど、アウェーで強豪相手には最後に息切
れして敗れるというパターンが目立っていた。

 巷では相変わらず決定力不足と言われているが、気になるのはセンター
バックが中澤と闘莉王で固定されている事。
 両者ともアジアでは制空権を握れるがヨーロッパや南米の強豪相手となる
と心もとないし、いずれかに故障を含めたコンディションが悪い状態の時に
バックアップが見当たらないのだ。

  思い出すのが06年のドイツW杯でセンターバックの田中誠がケガで離脱
したもののバックアップ要員を重要視してなかったため、急遽召集した茂庭
が初戦のオーストラリア戦で足を痙攣させた坪井の代わりに出場したが
呼吸が合わず逆転負けの原因の1つになった。

 古くは93年にドーハで行われたアメリカW杯最終予選で左サイドバックの
都並が足を骨折していたにもかかわらず連れて行き、試合に出られるはず
もなくイラン戦では代役で出場した三浦泰の所から崩されて失点し痛い
1敗を喫しドーハの悲劇の原因になった事があった。 

 W杯の真剣勝負では不安要素に全力で対処しておかないと必ずそこから
崩れていくケースが多い。
 あと半年ほどで どこまでチーム力をアップできるのか?
 少なくとも今のままではベスト4どころかグループリーグ突破も厳しいと思う
のだが・・・・・ 

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