ラグビー日本代表パシフィックネーションズ杯を準優勝で終える

gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/spaia/sports/spaia-column_28680

　昨日大阪花園ラグビー場で行われたラグビーパシフィックネー
ションズ杯2024決勝で、日本はフィジーに17ー41で敗れ準優勝と
なった。

　7分にPGで先制した日本は10分に追い付かれるが20分にディラン
・ライリーのT&Cで勝ち越すも、32分にT&Cを許して10ー10で前半
を終了。

　ところが38分に原田衛がシンビンで一時退場となり体力を削られ
たか、56分にPGで勝ち越されると59分・67分・70分・75分と立て
続けに4T&C決められ終了間際にマロ・ツイタマのT&Cで7点返すに
留まった。

　今大会を振り返るとカナダ・アメリカ・サモアに快勝しフィジー
には完敗というランキングが見事に反映された結果になったが、今
大会を通じて目立ったのは前半はエディ・ジョーンズHCの超速ラグ
ビーの片鱗が見えるのに対し後半はペースダウンして失点する事。

　まぁジェイミー・ジョセフ体制の時にコロナ禍で代表活動が制限
されメンバーが19年組とほぼ変わらない状況だったので、選手層を
厚くするための大会という位置付けもあった事から課題が出るのは
仕方ない。

　ただ格上のチームと戦った時に攻め込まれてスタミナを消耗し残
り15分で3トライをたたみかけられたのは、ボーナスポイントの有
無に絡むので最後まで競った展開に持ち込めるよう踏ん張りが求め
られる。

　これで経験を積んだ選手達とオータムネーションズに臨む事にな
るので、どんな戦いができるのか楽しみにしたい。