甥っ子達が帰省して10年

　今から10年前の今日、千葉に住んでいた義弟が当時3歳だった甥っ子を
連れて帰省した。
　4月から義弟が福岡に転勤になるので その手続きのために一旦 帰省して
来たのだ。
　甥っ子がいると引越しの作業に集中しづらいし、両親に孫と過ごさせて
やろうという妹の考えだったようだ。

　ちょうどこの日は祭日の振り替え休日だったのでA君一家が福岡から遊
びに来ていたのだが、義弟達が夕方来たので一緒に夕食を食べる事に
なった。

 　行った先は山賊鍋。
　時期的に卒業の打ち上げや同窓会などがあっていて店内は賑やかしい
のだが、当時10歳と8歳だったA君の息子達がはしゃぎまくっていたのを
見た甥っ子まで一緒になってはしゃぐ。
　当初は緊張していた甥っ子も すっかり本性を現したようだ。
　帰りの車の中で甥っ子は
‘楽しかったねぇ、また行きたいねぇ’
 と言っていた。

　翌日 義弟が1日仕事の引継ぎで福岡に行っている間、甥っ子を我々が
面倒を見ていたのだが　前日の一件ですっかりリラックスして遊んでいた。
　店の外でシャボン玉で遊んでいる時に上がったシャボン玉に蹴りを入れて
遊んでいた甥っ子がバランスを崩して転倒。
　その時にシャボン玉の液体が顔にかかった。　

　本来なら目にかかったので沁みてギャーギャー泣くと思いきや、
私の所にトコトコと歩いて来て

‘目に入ったの’

と報告した後に泣き始めたのには笑った。

　その甥っ子も来年は中2である、時が経つのはホントに早いと実感する。

　　因みに この年の11月に妹夫婦に2人目が生まれるのだが、生まれた
日に偶然A君が髪を切りに福岡から出てきていた。
　そこで母親が妹が入院している病院までA君の帰途立ち寄ってもらった
のだ。
　どうもA君一家とは縁があるようだ。