ミラーマン18話:生き返った恐竜アロザ

 今回登場したアロザは古代恐竜アロザは両眼が光物質ガラスでできている
のでミラーマンの武器である光線技やエネルギーを吸収してしまうというので
当然ながらミラーマンはピンチに陥るという展開。


 しかもアロザはインベーダーが国立博物館に展示していた古代恐竜の骨から
再生&改造した怪獣という事で、キングザイガーやカメレゴンに続いてインベー
ダーが自ら変身せずに差し向けた敵で地球産最初の怪獣である。


 今回の脚本はタイガーマスクやキックの鬼などのスポ根アニメの脚本を担当
していた安藤豊弘なのでキングザイガー編同様ミラーマンが敗北してリターン
マッチを挑むという構図でも味付けが違ってくる。


 冒頭で東京湾埋立地に出現したアロザを航空防衛隊が攻撃するものの全く
歯が立たないばかりか口から発射するレーザー光線で次々に撃墜されるため
ミラーマンが登場して戦い始めるのだが、発射したミラーナイフが目に吸収され
て逆にレーザー光線が発射され防御のディフェンスミラーをも破壊してミラー
マンを直撃。


 ミラーマンは敵わないと悟って変身解除するのだが当然のように京太郎は自らの
敵前逃亡を恥じて苦悩する。


 一方SGMは京太郎の周りに落ちていた光る物体を発見して分析した結果光物質
ガラスだった事が判明。


 インベーダーは国立博物館に展示していた古代恐竜の骨を盗み出して宇宙生命
で肉付けをしただけでなく、目に光エネルギーを凝縮して物質にしたガラスを組み
込んでいたのだから光エネルギーを吸収して圧縮する機能を持っていたのは当然
だろう。


 そしてインベーダーが電子兵器システムの中枢である石室崎にある地下宇宙
情報センターを狙っている事が分かるが、SGMには対抗する手段がない。


 その頃 自信を喪失した京太郎は その石室崎に来ていてインベーダーに襲撃
されたが格闘の末に何とか撃退した時に父の形見のペンダントを孝少年が拾って
届ける。


 孝少年は両親を亡くして漁師である祖父の源造と暮らしていたのだが、源造も
長年の無理がたたり体を壊していた。


 それでも孝を‘どんな嵐にも負けない勇気を持った強い男に育てたい’と語る
源造の言葉を聞いた京太郎は心を奮い立たせてアロザに立ち向かう事を決意し、
石室崎に出現したアロザとレーザー光線を次々にバリアで防ぐ捨て身の戦いを
挑み何とか勝利するのだった。

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コメント
 
 
 
対アロザ戦 (柴田真紀)
2012-04-10 00:29:09
ミラーマンのバリアの出方が神業的で、
ヒーローの、対怪獣戦シーンのベストに
挙げたいです。

これも映画用に予算が組めたから!?
 かしらね。
ただ、アロザが完全恐竜型怪獣なのに、
宇宙怪人っぽい武器を備えている
ところは、ちょい違和感ですが。
 
 
 
そうですね (こーじ)
2012-04-10 22:26:03
>柴田真紀様
 あの次々に小型のバリアを張ってアロザの光線を防ぐシーンはミラーマンの中でも名シーンですね。

 まぁ恐竜戦車の武器である目から発射する光線も強力だったですけどね。
 
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