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こーじ苑
競泳のロンドン五輪代表決まる
27人が競泳代表に決定(時事通信) - goo ニュース
4月2日から行われていた競泳の日本選手権が今日で終わり、ロンドン五輪の
代表27人が決まった。
アテネから定番になった「決勝で派遣標準記録を突破し2位以内に入る」と
いう選考のレギュレーションは これで3大会目で、馴染みになったのでTV画面
に出るラインを越えるか どうかハラハラしながら見ていた。
この派遣標準記録は決勝に残れるタイムなので、これをクリアすればメダル
争いができる権利を得られるのだが残念ながら最終日の男子1500mと男女
50m自由形に男子100mバタフライ&女子200m背泳ぎの5種目で1人も
代表権を取れなかったのが気になる。
特に12年前のシドニーでは女子の背泳ぎは100と200の両方でメダルを
獲得していて、特に200は中尾美樹がシドニーで中村礼子がアテネと北京で
銅メダルを獲得した種目だから出場すらできないというのは痛い。
しかもエースの寺川綾がメドレーリレーのために100のみにしかエントリーして
ないにも 拘らずだ。
男子100mバタフライも200の専門家である松田丈志が2位に入ったように
レベルが下がっている感じなのでメドレーリレーなども考えると問題だ。
何と言っても痛いのが09年世界選手権の男子100m背泳ぎ金メダリストの
古賀淳也の落選。
2位には入ったものの派遣標準記録をクリアできずに落選したわけで、大舞台
の実績を持つ2枚エースで臨めればと思っていただけに残念だ。
とりあえず男子平泳ぎの北島・立石に背泳ぎの入江、バタフライの松田と男子
メドレーリレーあたりがメダルを狙えると思うが、メダルの色が金になるかは
これからの3ヶ月間の調整次第ではないかと考える。
個人的にはシドニーの銀:2、銅:2は最低でもクリアして欲しいと思うのだ。
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以前、こーじさんが言われた「課題は若手の台頭」という言葉が思い出されます。
女子の背泳ぎも中村礼子さんが抜けた穴が埋まっていない。
3年くらい前は、両競技ともあれだけ充実していたのに、新旧交代の難しさを感じますね。
ともあれ
北島選手は大舞台ほど力を出すので、ダーレオーエンとの一騎打ちが楽しみだし
ロクテら世界の強豪と堂々と戦おうとする入江選手や、怪物フェルプスに挑む事に執念を燃やす松田選手など、
本当に『世界に挑む』選手たちの姿勢には感動させられます。
「派遣標準を切った上で2位以内に入賞しないと五輪出場がままならない」というのも厳しいようですが、
それくらい世界に挑む事は茨の道である・・・というワケで。
それに挑む若者たちの「ひたむきな姿」には、ただただ感動です。
競泳はタイムと勝負の両立が求められますからね。
この選出方法は上手く作られてますよ。
北島や入江に松田は何とかメダルは確保できそうですから、少しでもいい色にして欲しいと思います。