民放テレビの収入低迷は当然

gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/nikkangeinou/entertainment/f-et-tp0-210318-202103180000678

　先週日本民間放送連盟の会長が民放テレビ各社3月決算の調査で
テレビがー14,5％でラジオもー16,4％の落ち込みと発表したらしく、
リーマンショックの時を越える落ち込み具合だと語っていたようだ。

　先日は新聞社も大赤字を記録していた事が発表されていたのだが
関連するTV＆ラジオも然りというのは、やはり時代の流れに付いて
いけてないという事になるのだろう。

　そろそろコロナ禍による影響が出始めて1年になるが2度にわたる
緊急事態宣言の時に外出自粛が叫ばれていたのだから本来なら在宅
中にTVを見るので視聴率が上がり、収入も上がりそうなのだが収入
の落ち込みというのが想定外のように語っていたのが印象的だった。

　とはいえ個人的には当然の事だと思えるのだが…

　というのも最近の民放地上波TVのレベルの低さは目を覆わんばか
りで特にコロナ禍報道をはじめ、ありとあらゆるニュースに関して
現実的な対案を出さずに何をしても非難ばかりする姿勢はもはやク
レーマー状態。

　やはりまともな感覚の人ならクレームばかりを垂れ流す番組は
見たいと思わないし、こういったクレームを健全な批判と考えて
いる民放の感覚はおかしいとしか思えない。

　さらにネガティブ報道がほとんどだから、ただでさえコロナ禍
で不安感溢れる世の中で更に不安を煽る報道ばかりをしても視聴
率は上がらないと思うのだが報道のプロの考えは分かりづらい。

　確かに以前なら在宅時間が長いとTVやラジオを見たり聞いたり
して過ごすケースが多かったが、最近はネットの普及で一部の人
達を除いてネットから情報を得る人が多くなり先述したようなTV
の不安を煽り政権のやる事なす事にクレームばかり付けていては
誰もTVなど見る気にならないのは当然だ。

　そういった事に気付かず‘ショックを受けた’などとボヤくTV局
関係者は、もはや経営者失格だし正しく天にツバしたのが落ちて
来たものとしか思えない。