井上尚弥の統一戦の相手はドネアが相応しい


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-bt-tp0-211212-202112120000499

 日本時間の今日午後にカリフォルニア州カーソンで行われたWBC
バンタム級タイトルマッチで、王者のノニト・ドネアが暫定王者の
レイマート・ガバリョに4RKO勝ちし初防衛に成功すると共に一昨年
11月に敗れた井上尚弥への雪辱の意欲を示した。

 フィリピン人対決となったこの試合、立ち上がりから若いガバリ
ョがジャブを出しながらプレッシャーをかけるがドネアも冷静に受
けて立つ形で緊迫したラウンドが続く。

 そんな中で迎えた4Rにドネアがガバリョの右の打ち終わりに左を
脇腹に突き刺してダウンを奪い、ガバリョも一旦立ち上がるものの
苦悶の表情を浮かべて倒れカウントアウトされた。

 左アッパーでの右わき腹打ちといえば一昨年11月、井上からこの
パンチを打ち込まれダウンを奪われているので中継を見ている井上
に見せつけたのか…とも思える見事な一撃だった。

 この日は2:00からドバイで同じくフィリピン人のWBO王者ジョ
ンリエル・カシメロー1位ポール・バトラー戦も組まれていたのだ
が、カシメロが急性胃炎で計量をキャンセルした事から井上の次の
対戦相手がカシメロになるかドネアになるかと思われていた。

 今回のカシメロの離脱を受けて井上が14日の防衛戦で勝てば来年
ドネアとの再戦という流れになるだろうと思われる内容だったし、
ハッキリ言って一昨年11月の時よりもレベルアップしている感じで
好試合が期待される。

 それにしても今日はWOWOWで未明からカシメローバトラーと
IBFフライ級タイトルマッチ、11:00からオンデマンドでNYのMS
Gで行われる元ライト級王者でWBC1位ワシル・ロマチェンコと元
IBF王者リチャード・コミー戦をメインとした4試合に12:00から
再びWOWOWでドネアーガバリョ戦をメインとした4試合が中継さ
れた。

 幸い?にも12:00から14:00過ぎまで来客がなかったため不本
意ながら両方の試合をTVとPCで併せて見る事ができた。

 2:00からの試合は見てないのだが8試合も中継があると腹いっ
ぱいになるしロマチェンコの圧倒的な強さや、ドネアの鮮やかな
倒しっぷりを見られるのだからWOWOWに加入していてよかった
と思うのだ。

 ちなみに日本関係ではカーソン興行の最初に試合IBF:Sバンタ
ム級挑戦者決定戦に出場した3位の勅使河原弘晶は、4位のマーロ
ン・タバレスに立ち上がりから2度のダウンを奪われ2R開始早々
に3度目のダウンでストップ負けという残念な結果に終わった。

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