新元号は‘令和’に決まる

新元号 天皇陛下 御所で政令文書に署名と押印

　今日4月1日は新年度最初の日でもあると共に平成最後の1ヶ月で、
5月1日から施行される新元号が発表される日である11：40前に菅
義偉官房長官から新元号・令和が発表された。

　とにかく今朝は地上波TVを点けると新元号の話題ばかりで賑やか
な雰囲気だったわけだが、考えてみれば元号が変わるのは天皇陛下
崩御の後だったので新元号を手放しで喜べない雰囲気があったのだ。

　それが今回は生前退位という事からの新元号だから華やいだ雰囲
気になるのは当然で、ある意味歴史が変わる瞬間のカウントダウン
に入る事になる。

　新元号の令和は万葉集からの典拠という事らしく、これまで四書
五経のような中国の儒教の経典などを基本的に典拠としていたのか
らすれば随分と柔らかくなった感が強い。

　これを聞いた息子達は‘そのうち俺たちも「平成～！」と言われる
時代になるんか’と言っていたが、考えてみれば今回のような生前退
位が慣例になると30年程でまた元号が変わる事になるわけで現在17
歳の長男も50歳前後で3つ目の時代に入る事が確実である。

　もっともそれを言うならば我々が生まれて育った昭和は令和生ま
れにすると我々の時代の明治生まれのような位置付けになるという
事になるし、次期天皇陛下は我々よりも年上なのだから私が80代
後半まで生きれば昭和・平成・令和にもう1つの時代を生きる事に
なるのだ。

　ちなみに今日は私が所属している子供育成連絡協議会の今年度最
初の理事会があったのだが、新年度の活動計画書や予算案などを提
出する申し込みや総会は5月に行われるわけで年度表記が‘平成31年
度になるのか？それとも令和元年になるのか？’といった話題が早く
も出たのである。