完全に‘帰ってきたウルトラマンOP’のマグナムドライのＣＭ

反町隆史、「帰ってきたウルトマラン」風ＣＭに大興奮「感激した」

　先日TVを見ているとサントリーのマグナムドライのCMが流れて
いたのだが、完全にCMソングからして帰ってきたウルトラマンの
替え歌だしオープニングそっくりのシルエット画像が出るなどリア
ルタイム世代にとってはインパクトが凄く強い。

　しかも新発売の日は今日4月2日となっているが、実は帰ってきた
ウルトラマンの第1回放送は71年の4月2日だったのでCMクリエー
ター達も狙ったのではないかと思い妙に感心したのだった。

　これには演じた反町隆史も同世代という事から感慨ひとしおだっ
たようで‘帰ってきたウルトラマンは僕たちの世代だからコラボでき
て凄いし、完成した映像を見て感激した’と大興奮だったようだ。

　先日はＮＴＴドコモのキャッシュレスのＣＭには一般的にはマイ
ナーな正義のシンボル・コンドールマンの敵キャラ・ゼニクレージ
ーが登場して話題になるなど最近は昭和のヒーロー作品のキャラを
ＣＭなどで使うケースが多々ある。

　これは60年代から70年代に流行ったヒーロー番組を見て育った
世代が、ＣＭクリエーターなどになってインパクトを与えるネタと
いう形で昭和のキャラを復活させている事があるだろう。

　昭和の時代はヒーロー作品を基にしたものというのは子供向けと
バカにされる傾向が強く、こういったＣＭなどは見る機会は全くな
かったのだが平成に入るとアニソンのような1つの文化として認知
されているので作りやすくなったのではないか。

　平成のキャラも昭和ヒーローの影響を多分に受けているので昭和
生まれの我々が平成生まれの子供達に‘このシーンは〇〇で使われて
いた’などと説明できるわけで、こういったヒーローは時代を超越し
ていると思うのだ。

　それを考えると これからも昭和のヒーローを元ネタにしたＣＭが
作られるだろうし、どんどん作ってもらいたいものである。