ウルトラマンネクサスの憐編で第3のデュナミスト・千樹憐が、
変身するジュネッス・ブルーはスピード系のウルトラマンという
設定になっている。
ジュネッス・ブルーはスピード系というのは戦いを見ていた孤門が
‘速い!’と驚嘆するシーンで強調されているわけで、何となく理解
できるが姫矢ジュネッスがパワー系というのは意識してなかったので
最初は驚いたものだ。
スピード系やパワー系というのは昭和ウルトラにはなかった概念で
平成に入りティガでタイプチェンジをするウルトラマンという設定が
でき、パワータイプとスピードのスカイタイプを使い分ける元祖に
なったし1話で重量級の二足歩行怪獣・ゴルザにはパワータイプで
鳥類系怪獣のメルバにはスカイタイプで戦っていたのが印象的だった。
ちなみに仮面ライダーでもV3は1号の技と2号の力の両方を受け
継ぐライダーという設定になっているが、リアルタイムで見ていた時
には1号が技のライダーで2号が力のライダーという事は全く意識し
なかった。
とりあえずネクサスはノアという最終形態があるのでジュネッス
の力とジュネッス・ブルーのスピードといった要素を兼ね合わせた
キャラになるわけで、逆に言えばノアのパワーを姫矢ジュネッスが
スピードを憐ジュネッス・ブルーが受け継いでいるように思える。
一方ネクサスに登場する敵・ビーストは劇場版に登場した最初の
敵ザ・ワンの細胞を受け継いでいるという事になっており、特に3
度も登場するガルベロスが最もザ・ワンの細胞を受け継いでいる。
こうなってくると放映短縮になったおかげで最終EPの前半にし
か登場しなかった第4のデュナミスト・西条凪が変身するジュネッ
スは何色で、どんな要素を持ったキャラだったのか大いに気になる
のだが・・・・・