ワープ航法を日本で最初に取り上げたのは

 今から50年前の一昨日74年10月27日にOAされた宇宙戦艦ヤマト
4話で、ヤマトは初めて月から火星までのワープ航法をテストして
成功する。

 14万8千光年離れた大マゼラン星雲のイスカンダルまで1年以内
に往復するには通常航法では絶対無理なので、絶対成功させなけれ
ばいけない航法だった。

 理論的には1枚の紙の上の離れた場所に書かれたAとBの2点を紙を
曲げることでくっつけるという例えが最も分かりやすく、結果的に
成功させたおかげでヤマトはイスカンダルに行くメドが立った。

 そしてヤマトがメジャーになると同時にワープもメジャーになる。

 日本で最初のワープは68年に藤子不二雄の21エモンで初めて描か
れていたようだが、海外ドラマではスタートレックで既に名前は違
えどワープ航法が使われており実はおなじみの航法だったのだ。

 さらに77年からのスターウォーズシリーズでもミレニアムファル
コンをはじめ多くの宇宙船が光速を超える速さで移動するハイパー
ドライブ航法が登場するわけで、これも一種のワープだろうと思い
ながら見ていたわけで名前は変われど一般視聴者達に定着している。

 こんな便利な航法だが進路に恒星があったり出口にデフリなどが
あると搭乗している艦や宇宙船に致命的なダメージを負うというリ
スクがあるので、スターウォーズの中でハン・ソロがルークに‘進路
の計算が大事’と語っていたのが印象的だった。

 それにしても日本で最初にワープ理論を語った藤子不二雄の藤本
弘は、ドラえもんでも4人のドラえもんあやうしライオン仮面
どでもタイムパラドックスを語っているのを考えると改めて凄いと
思う。

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