我が家の電話機事情

 先月19日の居間&寝室大掃除をした時に寝室の押し入れから我が
家が最初に使っていたプッシュホン電話が出て来たわけで、27年目
にして久しぶりに見る事ができ妙に懐かしかった。

 この電話機は黒電話に代わって40年ほど前の83年~84年に設置さ
れたもので修行時代に帰省するとコレになっていたので‘黒電話壊れ
たの?’と家族に聞くと、‘お客さんの家電屋さんがコッチの方がいい’
と言って持って来たシロモノらしい。

 この電話機は95年まで使っていたのだが家を建て替える時に東京
に住んでいる叔父さんが設計してくれた事からFAXを使うケースが
あったため、FAX機能と子機付きの電話機を購入したおかげでお役
御免となって新築した家の押し入れに封印されていたわけである。

 ちなみに新築した時に買い替えた電話機は4年ほど前に子機の調
子がおかしくなったため今のヤツに切り替えたのだが、ここでよう
やく親機もコードレスとなり着信検索機能が付いた事から迷惑電話
かどうかを見分ける事ができるようになっていた。

 初代のプッシュホン電話を使っていた時は携帯などない時代で、
お客さんなども店の奥の居間への上り口に設置していたので移動し
電話をしていた。

 平成の初めの頃には郡部から来た年配者が‘電話を貸してくれ’と
電話機のある上り口に行ったところ、‘ワシャダイヤル式しか使っ
た事がないけんダイヤルしてくれ’と言われた事があった。

 今では逆にダイヤル式の黒電話を使えない世代が殆どになってい
るだろうから、34年の時の流れを実感するわけでプッシュホン式の
電話機第1号を見るとそういったエピソードを思い出すのだ。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« あまりストー... 大晦日格闘技... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。