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こーじ苑
ラグビー日本代表、トンガに快勝
昨日花園ラグビー場で行われたラグビーパシフィックネーション
ズ選手権で、日本代表はトンガに41-7で勝ち先週のフィジー戦に
続いての連勝となった。
前夜ジェイミー・ジョセフHCが実母死去のためニュージーラン
ドに帰国したためHC不在で行われた今回の一戦は、W杯本番で3
戦目に対戦する仮想サモア戦という位置付けでの対戦でリーチ・マ
イケル主将が今年初先発した。
トンガは世界ランク14位と11位の日本とは互角の相手で‘パワ
フルな突進を日本のDF陣が、どこまで止められるか’というのが
最大の見どころ。
試合は開始早々ピンチを招き松島幸太郎がシンビンで一時退場と
なるものの14人で10分間を凌ぎ切ったばかりか、10分にゴール
前ラインアウトからのモールを押し込み先制T&Cで7点を先行す
ると更に2T&2Cで21-0と点差を広げる。
後半に入ってトンガの反撃を受ける中で48分にPGで追加点を
挙げたのに対し57分にT&Cを返され24-7となるが、ペースを
渡さずに69分にPGを決めて‘次の得点’を挙げ流れを引き戻すと
72分&79分に2T&2Cを決めて41-7で快勝した。
フィジーやトンガなどのアイランダー勢はノリがいいのでペー
スを握ると手を付けられなくなるのに対して、リードを許し続け
ると終盤は気持ちが切れやすくなるのだから猛暑のナイトマッチ
だから 終盤勝負に持ち込むより立ち上がりからペースを握るの
が重要だ。
それを考えると結果的に開始早々トライのピンチを松島がイン
テンショナルノックオンで防ぎ結果的にシンビンをくらったもの
の、 何とか凌ぎ切った後にモールからの先制トライを挙げたのが
試合の ターニングポイントだったかもしれない。
これで変幻自在のフィジーとパワフルなトンガに連勝するとい
う形になったわけだが、次はフィジーでのアメリカ戦を迎える。
アメリカはアメフト仕込の緻密な試合運びをしてくるので、
フィジーやトンガのようなナチュラルボーンフットボーラーと
全く違うタイプだ。
だからこそアメリカのようなチームに勝つ事で自信を持って
W杯に臨む事ができると思うのだ。
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