スポーツ紙よ さらば

　我が家では2月いっぱいで、スポーツ新聞の購読を止めた。

　もともとスポーツ新聞は客待ち用に購読していたわけだが最近は
コロナ禍のおかげか客待ちで待つお客さんは少ないし、多くのお客
さんはスマホを見ておりスポーツ紙を読むケースはほぼない。

　つまりスポーツ紙は今やサービス費の体をなしてないわけで、お
客さんの多くに必要とされてないし読み応えのある記事が多いのな
ら継続してもいいが最近のスポーツ紙の劣化ぶりは目を覆うレベル。

　最近はスマホの普及で我が家でも2人の息子達がスマホを購入した
ため料金は我が家持ちになるわけで経費削減をする必要があり、その
削減対象が読む価値のないスポーツ紙という事になっているので遂に
踏ん切りを付けたのだ。

　最近のスポーツ紙の劣化は凄まじく購読を止めるきっかけになっ
たのが昨年11月13日付で、スポーツ紙の大好物であるプロ野球セ＆
パ両リーグの優勝チームが前年最下位から日本シリーズ進出を決め
た翌日にも拘わらず一面どころか裏一面もジャニーズのなにわ男子
だった事。

　ただでさえ社会面では昨年の東京五輪を開催否定するような記事
ばかりを掲載していたにも拘わらず、いざ五輪が始まると例によっ
て大騒ぎし多くの紙面を割くというご都合主義が目立っていた。

　コラム的には長年親しんでいた二宮清純コラムが終わった感じで
代わりは読むに堪えない代物だし金子達仁コラムも一時のキレがな
くなっており、たまに面白い記事もあるのだがハズレが多いので金
を出してまで読む気にはならない。

　何にせよ掲載された記事に読むべき内容はなく評論家という名の
OB達のコメントも面白みがないし、ギャンブル面ばかりが充実して
おり社会面では反体制的な記事が多いという内容ではわざわざ3000
円以上の料金を払ってまで購読するものではないと判断したのだ。