日本、タジクに快勝=ウズベク勝てば3次突破―サッカーW杯予選(時事通信) - goo ニュース
日本時間の今日18:00過ぎに始まった2014ブラジルW杯アジア3次予選の
日本-タジキスタン戦は日本が今野と岡崎に前田のゴールで4-0で快勝し、
最終予選へ大きく前進した。
10月に大阪で8-0と大勝したタジキスタン相手だから当然 勝ち点3は欲しい
のだが、アウェーで荒れたピッチというのが試合前は大いに気になっていたし
実際9月にホームでウズベキスタン相手に敗れたとはいえ0-1だった事を考え
ると10月の試合ほど楽な展開にはならないだろうと思えた。
試合が始まるとボールは回せるもののラストパスなどの精度が今ひとつで
リズムが悪く、時折タジキスタンからカウンターで攻め込まれるシーンが目立つ。
しかも32分にはバシエフのシュートがポストを直撃するなどヒヤリとする場面が
あったし、10月の試合ではシュートは僅かに1だったのが これで4本目のシュート
となる。
それから4分後の36分に長谷部からのパスを受けた中村が打ったシュートを
GKが弾き、こぼれ球を今野が決めて ようやく先制する。
とりあえず前半をリードして終えたので後半はタジキスタンも攻勢に出始める
ものの日本が主導権を握り、迎えた61分にドリブルで突破した香川が上げた
クロスを岡崎がヘッドで決めて待望の追加点。
これで勝負は ほぼ決まり、82分に駒野が中央に入れたパスをハーフナーに
替わって入った前田が右サイドに持ち出して決め3-0とするとアディショナル
タイムにも清武のクロスを岡崎が決めて4-0として試合終了。
会場を見て思い出したのが97年のフランスW杯アジア最終予選でカザフス
タンと戦ったアルマトイのセントラルスタジアム。
ここもピッチ状態が悪いうえにアウェーとはいえ観客席に空席があるなど雰囲
気が似ていたしキックオフ時間まで同じ時間帯だった。
97年は荒れたピッチと相手のラフプレーで集中力を殺がれて1点しか奪えず
最後はロスタイムに追い付かれて引き分けてしまい この試合を最後に加茂周
監督は解任されたのだった。
更に続くタシケントでのウズベキスタン戦では東京で6-3と快勝した相手に
後半のロスタイムまで1点リードを許し、ロスタイムに追い付いて引き分けに持ち
込んだ事があったのだが‘ホームで大勝してもアウェーでは’と思ったのが、この
時の事を思い出したからである。
4-0で勝ったおかげで今夜の22:00からタシケントで行われるウズベキス
タン-北朝鮮戦でウズベキスタンが勝てば最終予選進出となるので、ほぼ3次
予選突破は確実だろう。