ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
具志堅 用高12度目の防衛成功から28年
28年前の今日、80年6月1日は世界Jフライ級王者の具志堅用高が、
高知で1位のマルチン・バルガスを8RでKOしてJフライ級防衛記録で
ある12度目の防衛を果たした日だ。
76年の10月10日にファン・グスマンを7RでKOして以来、 6連続KO防衛を
含めて11回の防衛に成功していた具志堅が迎えた相手が1位のバルガス。
フライ級時代から強打者でならし、3度の世界挑戦に失敗したもののJ
フライ級に落として1位に上がって挑戦してきたのだから、かなりの脅威と
思われていた。
試合前からバルガスは‘1日にコーラを30本以上も飲む’ などと奇行も
目立ったが、ケタ外れの強打に対する警戒感も根強かった。
試合が始まると具志堅の試合にしては静かな立ち上がりで、 3Rにバル
ガスの左2発がヒットするが具志堅がすぐに逆襲して場内が盛り上がる。
そして迎えた8Rに3度のダウンを奪ってKO勝ちし、Jフライ級の連続防衛
記録を塗り替えたのだ。
1階級上だったバルガス相手に、まともなパンチを貰う事なく完勝したので
‘20回ぐらいは防衛できるのでは?’と試合を見た我々は思った。
しかし、この試合が具志堅にとって
最後のベストマッチだった。
‘これで、いつ辞めてもいい’と試合後に具志堅は言っていたが、新記録
達成でモチベーションが切れたようだ。
実際に10月に行われた13度目の防衛戦で具志堅は、格下と思われた
ペドロ・フローレス相手に別人のような試合をしてしまう。
そして翌年3月に行われたフローレスとの再戦で敗れ引退してしまうの
だった。
選手にとってモチベーションが、いかに大事かというのを思い知らされた
バルガス戦とフローレス戦だった。
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