ヤマハ発動機が初優勝=サントリー破る―ラグビー日本選手権(時事通信) - goo ニュース
今日 秩父宮ラグビー場で行われたラグビー日本選手権決勝で清宮
克幸監督率いるヤマハ発動機がサントリーに15-3で勝ち、チーム創
設以来初優勝を飾った。
試合は7分にT&Cでヤマハが7点を先行し13分にもPGを決めて10-0と
リードを広げると、サントリーも20分にPGで3点を返したが26分にTを
決めて15-3で前半を終え後半も互いに攻め合うもディフェンスが踏
ん張りヤマハが逃げ切った。
ヤマハの清宮克幸監督はサントリーOBで母校の早稲田の監督を経て
10年までサントリーの監督も務めていただけに、清宮監督の時代に
入団した選手も多いので いわば‘清宮一門対決’という図式だった
のだが現役のヤマハがスコア的にはノートライに抑えての完勝だった。
ヤマハの戦い方を見ているとスクラムを含めたセットプレーの安定
感が抜群で、これが両チームの明暗を分けた形だろう。
それにしても早稲田の監督時代は才能型選手を上手く生かして
大学選手権で3度の優勝を果たすと、サントリーでも2シーズン目に
優勝しているし3つのチームで優勝させるなど清宮監督の手腕は凄い
としか言い様がない。
特に今回は‘いい所までは勝ち進むだろうが、まだ優勝は厳しい
のでは’と思っていただけに、大いに驚かされる結果となった。
早稲田やサントリーの監督で結果を残す以上にヤマハでの優勝は
価値があるわけで、こうなると将来的に日本代表の監督という声も
聞こえてくるのではないかと思うのだ。