ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
田澤純一のMLB挑戦について
都市対抗野球で優勝した新日本石油ENEOSのエース・田澤純一が、
直接MLB入りをする旨を明らかにした。
これまでの事例から言えば田澤のようなドラフトで上位指名される有望な
選手は、MLB側は獲得を見合わせていた。
ところが今回は初めての事例である。
これについて自称日本一の人気チームの代表が‘仁義を破る行為’
などと憤慨していた。
この代表の発言は、ある意味笑止千万だ。
というのも、これまでの日本野球は韓国や台湾の有望な選手を引き
抜いていた。
韓国人や台湾人だけでなく台湾でプレーし活躍していたバルビーノ・
ガルベスやルイス・サントスなどの選手も ある意味‘引き抜き’である。
ヨソの有望な選手を引き抜いて、自分のところが引き抜かれたら激怒
するというのもおかしな話だろう。
MLBは入団した選手のほとんどはマイナーリーグでプレーする。
これまでFAやポスティングで渡米した選手以外でマイナーからメジャー
に昇格してプレーできたのはマック鈴木や大家友和ぐらい。
野茂英雄が身をもって示したように高い年俸を貰う代わりに故障などを
しても解雇されるリスクも高い。
田澤といえども例外ではない。
田澤自身も それを覚悟の上での挑戦である。
現在のアマチュア選手は、しっかりしている。
その証拠に以前なら‘ジャイアンツ以外は指名されても入らない’とゴネ
ていた選手が、減ってきている。
マイナー暮らしがイヤなら国内のチームに入団するだけ、金だけが全て
ではないのだ。
自分の企業の利益しか考えない一部のプロ野球経営者が
思うよりも、有望選手の考えは進んでいる。
だからこそFAやポスティングを経ずにMLBに挑戦する田澤
純一の勇気には拍手を送りたい。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
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若いうちに大リーグに挑戦は
何の問題もないと思います
成功するとは限りませんしね
上原や川上が来年メジャーに挑戦するより
先が長いですから楽しみです
二人はかなり肩を消耗しているから
先は短いと思います
日本で活躍してから行くのも
いいですが、本人が指針があれば最初から
挑戦するなら素直に認めて欲しいですね
ドラフト候補でなければ問題ないのに・・・
自前で選手を育成しないと
日本のプロ野球はダメになるのでは・・・
MLBは光の部分だけではなく、影の部分も多いですからね。
単にカネ儲けだけを考えるのであれば、日本でプレーした方が楽なのですから。
それを承知でチャレンジするのですから大したものですよ。
日本野球の身勝手さ、ここに極まれりですね。
>サラパパ様
上原が直接MLB行きを画策しながら、ポスティングの餌を見せられてジャイアンツ入りしポスティング移籍ができない事例を考えると田澤の決断は正解です。
ホント日本の野球関係者は小さいですね。
‘燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんや’ですよ。