Jリーグのホームタウン制度撤廃報道について


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/football_zone/sports/football_zone-346405

 昨日の朝スポニチを開いてみるとJリーグがホームタウン制度の
撤廃か緩和を検討しているという記事が載っていたのに対し、午後
から村井満チェアマンは‘一部報道機関において、Jリーグがホーム
タウン制度を撤廃するとの表現を用いた報道がありましたが…’と切
り出し最終的に撤廃や変更の事実は一切ない事を語ったらしい。

 今回の記事はスポニチが掲載したところ早速ジャパネットたかた
が筆頭株主の長崎は社長が、ツイッターで反対のメッセージを投稿
するなど反響が大きかったのでチェアマンが否定会見を行ったと思
われる。

 そういう意味では火のない所に煙は立たぬではないが理事の中に
そういった意見があって、それを誰かがリークする事によって世間
の反応を見ようとしたけど反対意見が多く否定したと思ったりする。

 そもそもホームタウン構想は30年前Jリーグを立ち上げる時に、
欧米式の地域密着スタイルを導入してプロ野球との差別化を図ろ
うとしたシステムだ。

 特に川淵三郎チェアマンが企業名外しに反対する読売グループ
との戦いに勝って手に入れたシステムであり、いわばJリーグの根
幹を形作るものだけに撤廃だけはダメだと個人的には思う。

 とりあえず楽天などのスポンサー企業からの提案に乗っている
のだろうが、こういった企業は‘今儲かっていればいい’という判
断からスポンサーになっているケースが多く利害が一致した時の
みの関係にするべきだろう。

 確かに変革は必要だろうが変えてはいけない部分は必ずあるわ
けだし、以前も民放の放映権料と引き換えに2シーズン制を導入
したもののDAZNからの資金援助から1シーズン制に戻したように
サポーター全体が猛反発する事に関してはJリーグも聞く耳を持っ
ていると思う。

 チームを支えるのはサポーターであり一過性の儲けを求めるス
ポンサー企業ではないのだから、Jリーグもサポーターの方を向い
て運営して欲しいものだ。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 気温変動が凄い 飯島敏宏監督... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。