サッカーW杯アジア予選 始まる

 今日からサッカーW杯アジア予選が、始まった。
 岡田武史監督が率いる日本は、前半は1-1と手こずった
ものの後半に大久保嘉人の勝ち越しゴールを皮切りに4-1 で
完勝し幸先のいいスタートを飾った。
 とりあえずは、幸先のいいスタートである。
 実はW杯の1次予選(今回は3次予選)初戦の日本は、基本的に
かなり手こずっていた。

 93オフト・ジャパンは、ホームでタイ相手に1ー0  
 97加茂ジャパンは、アウェーでオマーン相手に1-0  
 04ジーコ・ジャパンは、ホームでオマーン相手に1-0
 という感じである。

 考えて見ると1次予選の初戦は、基本的にオフ明けのケースが
多いのだ。
 特に04年・05年のジーコ・ジャパンの初戦は、1ー0に2-1と共に
ロスタイムの決勝ゴールでの勝ちだった。
 今回でもオフ明けだから動きが今ひとつなのに対し、対戦相手は
第4シードである。
 第4シードのタイにしてみれば第1シード相手のアウェーだし、初戦
だから引き分けで勝ち点1を取るだけで万々歳だ。
 だから‘引いて守ってカウンター’という戦略が取りやすいので、
そんな相手にオフ明けの悪コンディションで‘絶対に勝ち点3が欲しい’
試合を戦うのだから手こずるのは当然かもしれない。

 そんな中で、先制した直後に最初のシュートであるロングシュートで
追い付かれ前半を終えたのだ。
 焦ってしまいやすいパターンだが落ち着いて勝ち越すと、そのまま
点を重ねて4-1である。それなりに評価していいだろう。

  さいたまスタジアムの観客は、3万ちょっとの入り。
‘中村俊輔が いないから・・・’‘チームとしての魅力がない’ 云々と
言われているが、ある意味 当然だろう。
 雪が降るなどの悪コンディションだったし、この時期から絶好調だと
後が怖い。
‘コンディションが上がらない今の時期での試合に、多くは望めない’
と判断したサッカーファンの懸命なる判断だ。
‘代表戦なら、どんな試合でも満員札止め’という、これまでの状態の


方が異常だったのだから。

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