防衛チームの訓練に ついて

 先日レビューしたウルトラセブン18話の‘空間X脱出’の
発端は、ウルトラ警備隊のスカイダイビング訓練である。
 そもそもウルトラ警備隊は、最新鋭の戦闘機に搭乗して
戦うので被弾したら座席ごと脱出している。
 しかも任務は あくまで専守防衛だ。
 スカイダイビングは、ゲリラ戦のように敵地に密かに侵入
する時にこそ有効なものだと思う。
 なのに何故スカイダイビングの訓練なのだろうか? 

 30話の‘栄光は誰のために’でも野戦訓練が行われるが、
これは戦車隊を動員しての本格的な野戦訓練である。
 まぁこれは侵略者と地上戦になった場合の事だが、ウルトラ
警備隊が 侵略者との地上戦を戦うシーンってあったかな?と
思う。侵略者の操る怪獣と戦うシーンは多々あるが・・・・。

 もっとも帰ってきたウルトラマンの防衛チーム・MATは、野戦
射撃訓練で火の輪くぐりまでやっていた。
 MATは対怪獣チームなので怪獣と戦う訓練は、必要だとは
思うけど火の輪くぐりまでする必要は絶対にないと思う。

 ウルトラマンの19話‘悪魔はふたたび’では、国立競技場に
現れたアボラスとバニラ迎撃に科特隊が向かうが、福山博士が
‘私も、お供させてください’と頼み込むと了承し、しっかりスー
パーガンで攻撃をさせていた。
 つまり科学者の博士ですらスーパーガンは撃てて、しっかり
命中できる優れものを使用しているのだ。
 ならば、わざわざ野戦射撃訓練などは行う必要はない。
 こうしてみると防衛チームにとってパトロールも必要ないし、
野戦やスカイダイビング訓練も必要ない。
‘怪獣や侵略がないときは、何をやっているのか?’と文句が
出そうだから やっている訓練と思えて仕方ないのだが・・・・。

コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
どっかの国 (柴田真紀)
2008-02-07 00:57:13
 どっかの国の警察さまが、駐車違反などを厳しく取り締まっているのと同じでしょう。
 もっと他にやるべきことは、あるんじゃないか、と思ったりして。
 
 
 
まぁそもそも (NEXUS(偽))
2008-02-07 18:47:50
以前こーじさんが書かれていましたが、入隊訓練を受けた主人公そのものが余りいませんからね。
最初から入隊している、もしくは後々のエピソードで入隊以前などにフォーカスされる主人公はいますけど、入隊試験をまともに受けたのは弧門位なものでしょう。
ウルトラマン故に入隊試験など楽チンで突破したと言うのかはたまた甘いのか。
いずれにせよご都合主義ですが、それも魅力の一つですかね。
 
 
 
書き込み御礼&レス (こーじ)
2008-02-07 22:35:10
>柴田真紀様
 まぁ昭和版は、そこまで深く掘り下げずにやってましたから仕方ないのですが。
 
>NEXUS(偽)様
 一応TACは、北斗と南は入隊試験のような事をやってましたね。
 ただ、こうやって突っ込めるだけ潤いがあっていい
とは思いますけど。
 
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