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こーじ苑
甲子園の観客を敵に回せるのは王者の証明
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/entertainment/sp
onichi-spngoo-20230824-0223
昨日行われた今年の夏の甲子園決勝は慶應が8ー2で勝って107年
ぶりの優勝を飾ったのだが、今日も話題になっているのが慶應の大
声援について。
昨日も記したのだが慶應の攻撃中は応援歌‘若き血’の大合唱をはじ
め大歓声が鳴り響き、1塁側アルプスの仙台育英応援席以外は慶應の
応援という図式に‘仙台育英がかわいそう’的なコメントが多数見られ
たのだが今年で甲子園観戦歴50年を越えた私にとってよくある事。
甲子園の観客は基本中立だが挑戦者的立場やリードされたチーム
にやさしく、健闘していくと両校の応援団以外の観客は挑戦者的な
チームを全体で応援し始める。
これ昭和の時代から良く見る光景で実際に初めて見たのは76夏3
回戦の豊見城ー小山戦で、選抜準優勝の小山に対し豊見城が6回に
追い付き8回に勝ち越した場面などで場内の応援が小山の応援席以
外は豊見城一色になった。
何せ小山・黒田光弘が投球モーションに入ると球場全体がシュ
プレヒコールを起こしていたので、何度も黒田党首はマウンドを
外して投げにくそうにしていた。
68年夏に興南が岐阜南に2-5から8-5と逆転勝ちした試合でも、
同じようなシーンが見られたらしい。
最近でも99春決勝は沖縄尚学を10年夏決勝は興南を沖縄県勢初
優勝という事から球場全体が応援していたし、以前も記したよう
に仙台育英も15年夏決勝や昨年夏決勝は球場全体の応援を受けて
戦っていたのを覚えている。
逆に言えば絶対王者的な扱いを受ける大阪桐蔭など常に球場全
体を敵に回すアウェイ的な雰囲気の中での試合を強いられるわけ
だから、逆に言えばそのプレッシャーに打ち勝ってこそ本物の王
者というワケだろうと思う。
つまり甲子園球場ほぼ全部を敵に回せるチームは、王者の証と
いうわけである。
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慶応は、さすがに決勝は勝てないんじゃないのと思いましたが、たまにはこういうこともあるということですね。
松山商ー三沢は個人的に中継は見てないですが、熱闘甲子園のLP版でラジオ中継を聴いた事がありますからすさまじかったです。
89年の仙台育英、01年の宜野座など春に敗れたチームが夏にリベンジというケースは多いですからジンクス炸裂というヤツでしょうか。