澤村拓一のトレードはジャイアンツの英断


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20200907-0170

 今日ジャイアンツの澤村拓一投手とマリーンズの香月一也外野手
のトレードが成立したというニュースが出ていた。

 澤村といえば10年のドラフト1位で入団した時にジャイアンツ
以外には入団しないと宣言しジャイアンツに1位指名されて入団
したのだが、150㌔を越える剛球を投げるなど類まれなる才能を
持っていたものの入団2年目まで先発で2桁勝利を挙げたまではよ
かったが以後は制球難などでパッとせず。

 リリーフに回って一旦復活するのだが制球難は治しようがなく、
17年に肩を痛めてからは更に不安定になり徐々に2軍落ちも目立つ
今シーズンも3軍落ちするまでになっていた。

 このままでは澤村は腐るだけという感が強かったので今回のトレ
ードは環境を変える事で澤村に復活してもらうためのもの的な形
だろうし、これがラストチャンスという事になるのではないかと
思う。

 それにしても内海哲也や長野久義に続いて入団時にジャイアン
ツ入りを熱望し‘他球団なら入団拒否’をチラつかせた選手達が、
ここに来てトレードに出されるとは何とも皮肉な話であるが21
世紀に入り志望チームで飼い殺しになるよりも他チームに移籍
して環境を変える事で復活を目指すという意識になってきたの
は悪い事ではない。

 やはりプロは試合に出てナンボだし出場できなければ才能を
錆び付かせてしまうのだから、入団時に熱烈に志望していた選
手でもという事を考えると‘ロッテのレギュラーより巨人の2軍’
といった価値観が蔓延っていた昭和とは大きな違いではないか。

 こうなると俄然注目されるのが同じく伸び悩みが目立つタイガ
ースの藤浪晋太郎で、巷では‘トレードに出した方が’という声が大
きくなっているわけだから選手ファーストを考えるとタイガース
フロントの英断が待たれる。

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