ソフトBが松田&デスパイネのソロ弾で逆転勝ち 寺原5回1失点の好投
昨日 京セラドーム大阪で行われたバファローズvsホークス戦で
ホークスは1点リードされた7回に松田宣浩のHRで追い付くと、9回
にはアルフレド・デスパイネのHRで勝ち越して逆転勝ちし4月を終
えて+2で5月に入る。
WBCの影響で例年より1週間遅れの3月31日に開幕した今年のプロ
野球レギュラーシーズンで、ホークスは福岡でマリーンズ相手に3
連勝する素晴らしいスタートを切りながら仙台・所沢・札幌遠征を
全て1勝2敗の負け越しで戻るとバファローズにも連敗するなど今
ひとつ乗り切れないという状態である。
シーズン前からマスコミは分厚い選手層を誇るホークスを前年の
日本一・ファイターズを差し置いて優勝候補筆頭に挙げていたから、
マリーンズ相手の6連勝以外勝ち越したのは先週の2カードのみとい
う事で期待外れ的な論調が多かった。
しかし個人的にはWBC出場メンバーが多いなどの用紙からGWまで
5割だったら御の字だと考えていたし、ローテの柱である和田毅と
武田翔太が離脱しての+2は むしろ上出来だと思っている。
基本的に屋内ドームを本拠地にしているホークスは寒さを苦手と
しており昨年の開幕シリーズをはじめ開幕直後の仙台や所沢で勝ち
越したのを見た事がないし、今回は4月が寒の戻りが激しい中で開
幕カードこそ福岡ではあるものの仙台~所沢~札幌と寒い中での
試合が続いたので3連敗しなければいいぐらいしか思ってなかった。
更にローテの柱ともいえた和田と武田の離脱に中心打者の松田が
不調という状況ならばホークスといえども苦しいし、実際に雨の
影響で東浜巨が週中に回ったので週中が千賀滉大・東浜にリック・
バンデンハークという表ローテになったのに対し週末は中田賢一・
摂津正・大隣憲司・寺原隼人らの裏3枚になるなど巡り合わせも悪
い。
パ・リーグ全体を見ると昨年のAクラスだったファイターズやマ
リーンズがBクラスで、昨年Bクラスのイーグルスやバファローズ
にライオンズがAクラスト逆転現象が起きている。
そんな中で個人的に金子千尋と西勇輝の2枚看板が揃って好調な
バファローズが最も手ごわいと思っていたし、実際14日&15日に
福岡で連敗しているから先日の大阪では3連敗だけは勘弁をと思っ
ていたら西が投げたG1と昨日の試合を勝って勝ち越したのだから
そろそろ浮上の目が出てきたという事だろう。