燃えよドラゴンを何度も見られるのは嬉しいが

　今日からプロ野球日本シリーズが始まったのだが5回裏にホーク
スが押し出し2つを含む猛攻で一挙7点を挙げ10‐1とした事から
チャンネルを替えていたらBSの裏番組ではBS日テレでシャレード、
トゥエルビではパリで一緒にという共にオードリー・ヘプバーン
主演の映画がOAされていた。

　しかも21：00からはBS朝日で燃えよドラゴンがOAされるのだ
から民放地上波から映画番組がほぼ絶滅しているのに対し、BSは
映画番組がやたらと目立つ今日この頃だから個人的には妙な民放
地上波の番組を見るよりは名作といわれる映画を見た方がいいの
で最近ではBSは欠かせないものになっている。

　それにしても今年になって燃えよドラゴンがBSでOAされるのは
何度目だろうか？

　燃えよドラゴンはブルース・リー主演作品で真っ先に日本で公
開されたものの、危機一発や怒りの鉄拳が次々に上映される一方
なかなか再上映されなかったので初めて映画館で見たのはドラゴ
ンへの道との同時上映だった。

　またTVでOAされたのも燃えよドラゴンが最も遅く初めてOAされ
た時には正しく待ちに待ったという言葉がピッタリくるぐらい。

　もはや100回近く見ているはずだからセリフも字幕を見なくても
分かるぐらいになっているわけで、そこまでして見なくてもいい
とは思うのだがOAされると必ず見てしまうのは作品自体の面白さ
によるものだと実感する。

　以前は燃えよドラゴンだけでなく大脱走や荒野の七人にベン・
ハー、アラビアのロレンスなどの名作は定期番組として組まれて
いる民放の映画番組でも1年に1度見られるかどうかだった。

　ところがBSチャンネルができただけでなく民放のBSまでがデジ
タル放送のおかげで普及すると地上波から定期的な映画番組が消
えたのと対照的にBSの映画番組が一気に増えたし、これまで地上
波ではなかなか見られなかった名作を見る機会も増えたわけで嬉
しい限りではある。

　ただし いくら名作がどんどん見られるとはいえ1年で複数回も
OAされると贅沢な話ではあるが、ありがたみも今ひとつというの
も事実ではある。