画像は、平成2年のマイバースデイ系誌の全員プレゼントの応募ページからです。
3月20日は春分です。
【太上神呪延寿妙経】
この経文を受けるなら災厄を免れ、
もし甲子の日や庚申の日、自分の生まれた年の干支と同じ日(本命日)や
八節(立春・春分・立夏・夏至・立秋・秋分・立冬・冬至のいずれかの日)の日に
この経文を誦するならば、
魂神澄正となって心身安定し、万願がかない、諸眞人や仙道玉女などのすべての神明が
この経文を聞き、苦悩や大罪が除かれるとされる。
「爾時(じじ)
元始天尊救護益算(げんしてんそんきゅうごえきさん)
済人身命疾病苦厄(さいじんしんめいしっぺいくやく)
是時(ぜじ)
道君長跪稽首(どうくんちょうきけいしゅ) 一心除乱(いっしんじょらん)
衆悪消滅(しゅうあくしょうめつ) 甲子将軍(こうししょうぐん)
生我益算(せいがえきさん) 天尊所願(てんそんしょがん)
願得成就(がんとくじょうじゅ) 尋声往救(じんせいおうきゅう)
寿算天年(じゅさんてんねん) 世世不休(せいせいふきゅう)
流通無碍(りゅうつむげ)
符破五虚六耗かく梦妨害(ふはごきょろくもうかくぼんぼうがい)
復連呪詛(ふくれんじゅそ) 若能受持此経(じゃくのうじゅじしきょう)
不相加害(ふそうかがい) 符保百年(ふほひゃくねん)
若有年厄月厄(じゃくゆうねんやくげつやく)
日時衆厄(にちじしゅうやく) 佩符之后(はいふしこう)
無有厄忌(むゆうやくき) 若能受此経(じゃくのうしきょう)
延年益寿(えんねんえきじゅ) 過度災厄(かどさいやく)
寿命延長(じゅみょうえんちょう) 抜贖年命(ばっしょくねんめい)
薄中断死(ぼちゅうだんし) 文昌宮中(ぶんしょうきゅうちゅう)
注上生名(ちゅうじょうせいめい) 六斎十直(ろくさいじっちょく)
甲子庚申(こうしこうしん) 本命八節(ほんめいはっせつ)
誦念是経(しょうねんぜきょう) 魂神澄正(こんしんちょうせい)
素発還青(そはつかんせい) 身心安定(しんしんあんてい)
万願従心(ばんがんじゅうしん) 三河四海(さんかしかい)
九江八極(きゅうこうはっきょく) 諸眞人等(しょしんじんとう)
仙童玉女(せんどうぎょくじょ) 三界地祇(さんがいちぎ)
三官九署(さかんきゅうしょ) 一切神明(いっさいしんめい)
聞持此経(ぶんじしきょう) 即為消除一切苦悩(そくいしょうじょいっさいくのう)
頑逆丑悪(がんぎゃくちゅうあく) 無量大罪(むりょうたいざい)
軽師ぼう道(けいしぼうどう) 穢籍天経(わいせきてんきょう)
奸邪ちゅう盗(かんじゃちゅうとう) 貪利入身(どんりにゅうしん)
皆蒙釈散(かいもうしゃくさん) 日夜六時(じつやろくじ)
誦念是経(しょうねんぜきょう) 五瘟疫毒(ごおんえきどく)
永離家門世上凶魔(えいりかもんせじょうきょうま)
奔馳万里(ほんちばんり) 急急如律令(きゅうきゅうにょりつれい)。」
【慧海菩薩呪】
慧海菩薩の呪である、誦することで文殊菩薩が慧海菩薩に与えた智恵と、
観世音菩薩が与えた慈悲が得られるとされる。
「オン サガ マトサ ソワカ。」
【五勇士呪】
無量の功徳を持つ呪であり、身口意の全ての行いの功徳を成就させ、
五趣の官能を悉く除くことができる。
「オン アウンサクハ。」
【ゼモ呪】
1遍誦するならば自己を守り、己の罪業を悉く滅し如意となり、様々な功徳がある。
2遍誦するならば他の者を守り、3遍誦するならば自分の財産を守り、
4遍誦するならば自分が守りたい土地を守ることができるとされる。
「ゼモ。」
【飛昇斗魁】
八節の日、
静かな部屋に入って行う。
もし静かで邪魔されない山林の中であれば、日中に行ってもよい。
これを14年間行うならば、虚無に飛昇して上清に昇るとされる。
入室して北に向かって座し、両手を置いて、
目を閉じて自分の身体が斗魁(北斗七星の柄の部分)に飛昇し、
斗魁の中にあるのを感じる。
そして嬰児のような姿の三神が自分と共に座しているのを観想し、心拝する。
そして目の前に玉妃がおり、紫の芙蓉冠(飾りのついた冠)をかぶり、
錦の衣をまとった姿で、紫色の気を口から吐かれている。
その気を心臓の中に吸い込み、津液を80回飲み込む。
そして歯を9度叩き、左手で心臓を上をそっと押さえて微声で呪を誦する。
「太上丹霊(たいじょうたんれい) 玄光ひょう煥(げんこうひょうかん)
九絳啓せん(きゅうこうけいせん) 暉気澄散(ききちょうさん)
晨幽朗燭(しんゆうろうしょく) 七曜蔚燦(しちよういさん)
二景奏明(にけいそうめい) 陰陽以判(いんようじはん)
四度用昌(しどようしょう) 雲津回灌(うんしんかいかん)
八節気啓(はっせつきけい) 上昇九元(じょうしょうきゅうげん)
拠斗攀網(きょとはんもう) 奉見三晨(ほうけんさんしん)
問我稽留(もんがけいりゅう) 何不昇仙(かふしょうせん)
我即稽首(がそくけいしゅ) 畏思已前(いしいぜん)
帝乃赫庄(ていだいかくしょう) 口かん日根(こうかんじっこん)
左破六天(さはろくてん) 右蹙ふう山(うしゅくふうざん)
流鈴上煥(りゅうりんじょうかん) 万魔砕分(ばんまさいふん)
遂和我魄(すいわがはく) 強我三魂(きょうがさんこん)
蔵斗内曜(ぞうとないよう) 九精在心(きゅうせいざいしん)
紫霞洞映(しかどうえい) 飛光万尋(ひこうばんじん)
和魄制魂(わはくせいこん) 六胎調煉(ろくたいちょうれん)
感精変躍(かんせいへんやく) 玉妃忽見(ぎょくひこつけん)
坐当我心(ざとうがしん) 俯視仰眄(ふしぎょうべん)
其名密華(きめいみつか) 厥字りんせん(けつじりんせん)
吐納朱気(とのうしゅき) 和平百関(わへいひゃっかん)
身服錦被(しんふくきんひ) 鳳光鸞裙(ほうこうらんくん)
腰帯虎禄(ようたいころく) 龍章玉文(りゅうしょうぎょくぶん)
手執月華(しゅしつげっか) 頭巾紫冠(とうきんしかん)
騰躍太霄(とうようたいしょう) 駕景蓋天(かけいかいてん)
書名太素(しょめいたいそ) 我得飛仙(がとくひせん)
超浮こうとう(ちょうふこうとう) 乗瓊太元(じょうけいたいげん)
上造朱房(じょうぞうしゅぼう) 役使万神(やくしばんしん)
紀均二度(ききんにど) 遂返嬰顔(すいへいえいがん)
北帝漑電(ほくていがいでん) 南帝火陳(なんていかちん)
東蒼啓燭(とうそうけいしょく) 赫赫雷震(かくかくらいしん)
西流双抃(せいりゅうそうへん) 鳴音唱鈞(めいおんしょうきん)
四挙超躍(しきょちょうやく) 薦我玉眞(せんがぎょくしん)
遂乗八景(すいじょうはちけい) 遨宴九煙(ごうえんきゅうえん)。」
そして再び両手を置き、津液を30回飲み込み、
歯を9度叩き、再び呪を誦して立ち上がり、西北の方角に向かって
拝礼して追える。