【神呪】
「太一明霊（たいいつめいれい） 帝君合形（ていくんごうけい）
斬滅三尸（ざんめつさんし） 魂魄安寧（こんぱくあんねい）
長在天中（ちょうざいてんちゅう） 九命無傾（きゅうめいむけい）
飛昇帝前（ひしょうていぜん） 七道五生（しちどうごせい）。」
「天玄地黄（てんげんちこう） 三魂在堂（さんこんざいどう）
天黄地玄（てんこうちげん） 三魂在人（さんこんざいじん）
不黄不玄（ふこうふげん） 帝君記年（ていくんきねん）
不玄不黄（ふげんふこう） 太一不忘（たいいつふぼう）
使我安形（しがあんけい） 万寿無疆（まんじゅむきょう）。」
「帝君制命（ていくんせいめい） 九気同煙（きゅうきどうえん）
使我不死（しがふし） 又得飛仙（ゆうとくひせん）
制命安形（せいめいあんけい） 太上之賓（たいじょうしひん）。」
「太上三玄（たいじょうさんげん）
帝君在魂太一五霊（ていくんざいこんたいいつごれい）
保魂安身（ほこんあんしん） 紫房有令（しぼうゆうれい）
らい制百神（らいせいひゃくしん）。」
【三眞法】
夜 静かな邪魔されない場所で目を閉じて
身体の内側を見て 歯を9回叩き 津液を9回飲み込んで誦す。
「九元之眞（きゅうげんししん） 眞有三田（しんゆうさんでん）
雲房金室（うんぼうきんしつ） 中有五霊（ちゅうゆうごれい）
拘制威剛（こうせいいごう） 変化幽冥（へんかゆうめい）
迴匝玄鏡（かいそうげんきょう） 周緯天地（しゅういてんち）
三五復反（さんごふくはん） 混合太清（こんごうたいせい）
陽気流潤（ようきりゅうじゅん） 化入無名（かにゅうむめい）
与我倶仙（よがぐせん） 上至神庭（じょうししんてい）
日月相望（じつげつそうぼう） 三光渾形（さんこううんけい）
越出八極（えっしゅつはっきょく） 頭冠天精（とうかんてんせい）
左旋右顧（させんうこ） 手把七星（しゅはしちせい）
隠身太微（いんしんたいび） 元始気並（げんしきへい）。」
誦し終えたら
自分の身体の五宮に在する五神が紫気を吐き出し、
その紫気が身体の内外をすっぽり包み込んでしまうのを観想する。
また自分の左頬の外側に太陽が出て、
右頬の外側に月が出るのを観想し、
紫気が消えていくのを観想する。
それから太陽は自分の口の前に来て
太陽を食して9回飲み込む。
また月は臍の中に入り、下腹を照らしている。
それから 北斗七星の柄の部分を手にして、
自分が北斗七星を歩いて渡って行き、
紫房太微宮に入り、そこで帝君に謁して拝すのを観想する。
そこで帝君は、
「子之得神仙（ししとくしんせん） 子之得長年（ししとくちょうねん）
我以子上青玉之符（がじしじょうせいぎょくしふ）
書九有之天（しょきゅうゆうしてん）。」
と述べ、そこで自分が
「乞隠息太微（きついんそくたいび） 合景太一（ごうけいたいいつ）
列侍帝君（れつじていくん） 周旋霊室（しゅうせんれいしつ）。」
と誦す。
そこで 帝君は太一を招き、
帝君と太一が合一して一体となるのを観想する。
そして目を開け、歯を5回叩き
左手の中指で 鼻と唇の間の中央部分（人中穴）を上下に7回こすり、
指をそこに置いたままにして、
右手の人差し指で 眉間を9回上下にこすって、
指を眉間に置いたまま誦す。
「三五相反天覆地始（さんごそうはんてんふくちし）
我有五符（がゆうごふ） 上帰帝子（じょうきていし）
三元長留（さんげんちょうりゅう） 営室之裏（えいしつしり）
五色相通（ごしきそうつう） 方円元紀（ほうえんげんき）
外禳百凶（がいじょうひゃくきょう） 内拘百史（ないこうひゃくし）
三眞扶我（さんしんふが） 五神護己（ごしんごき）
統御魁剛（とうぎょかいごう） 使我不死（しがふし）。」
と誦し、太一が泥丸宮に存して 自分と同体になるのを観想し、
そこで両手を顔から離して、
それから両手を口にそっと当てて 微声で誦す。
「太一告諸神（たいいつこくしょじん） 皆持陰陽関（かいじいんようかん）
不得妄去其宮室（ふとくもうきょききゅうしつ）
当受対於帝君（とうじゅたいじんていくん）
一如三眞法（いちにょさんしんほう）
二如九天命（ににょきゅうてんめい）。」
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