「雷字眞経」と「俺字眞経」を誦して 金色に輝く諸仏を観想することで、
転法輪を回し 魔や災いに害されることなく、神光が頭頂より放たれ、
自分の元神が虚空に昇るとされる。
【雷字眞経】
「霊宵宮内（れいしょうきゅうない）
玉清上聖（ぎょくせいじょうせい）
万霊眞宰（ばんれいしんさい）
玉皇赦罪大天尊（ぎょくこうしゃざいだいてんそん）
玄霊高上帝（げんれいこうじょうてい）
雷字眞偈（らいじしんげ）
留伝五濁悪世（りゅうでんごだくあくせい）
救度残零（きゅどざんれい） 勅爾雷神（ちょくじらいじん）
聴吾面示（ちょうごめんじ） 時属復命帰根（じぞくふくめいきこん）
旁門万千妖異（ぼうもんばんせんようい）
惟爾雷神現化帰根（いじらいじんげんかきこん）
正気所聚（せいきしょじゅ） 分明別内（ぶんめいべつない）
震東震木（しんとうしんぼく） 鎮大雷霆（ちんだいらいてい）
預解行深（よかいぎょうしん） 並大過随（へいだいかずい）
暫東分方（ざんとうぶんほう） 力極帰根（りょくきょくきこん）
龍華会生死関（りゅうかかいせいしかん）
救度原人出災厄（きゅうどげんじんしゅつさいやく）
功成復命帰根（こうせいふくめいきこん）
同入瑶城無生地（どうにゅうようじょうむしょうち）。」
誦し終えたら 12回 額を床に付けて拝す。
【俺字眞経】
「霊宵宮内（れいしょうきゅうない） 玉清上聖（ぎょくせいじょうせい）
万霊眞宰（ばんれいしんさい）
玉皇赦罪大天尊（ぎょくこうしゃざいだいてんそん）
玄霊高上帝（げんれいこうじょうてい）
俺字眞言（おんじしんごん）
留伝五濁悪世内（りゅうでんごだくあくせいない）
救度残霊（きゅどざんれい）
オン地平天成（おんちへいてんせい）
水火不相侵（すいかふそうしん）
倒転乾坤（とうてんけんこん） 陰陽変蒙屯（いんようへんもうとん）
仁義礼智信（じんぎらいちしん） 大道放光明（たいどうほうこうみょう）
刀兵避三舎（とうへいひさんしゃ） 魔怪隔千層（まかいかくせんそう）
旱ろう易雨日（かんろういうじつ） 飢饉易豊登（ききんいほうとう）
悪化善（あくかぜん） 善化神（ぜんかしん）
江海山阜息風塵（こうかいさんふそくふうじん）
太皇無生（たいこうむせい） 玉皇天尊（ぎょっこうてんそん）
霊山三世仏（れいざんさんせいぶつ） 崑崙四古尊（こんろんしこそん）
二十八宿転回輪（にじゅうはっしゅくてんかいりん）
六十花甲鎮乾坤（ろくじゅうかこうちんけんこん）
天干地支相護擁（てんかんちしそうごよう）
九天星斗拱微辰（きゅうてんせいときょうびしん）
八部雷神分六四（はちぶらいしんぶんろくし）
六四方方変化神（ろくしほうほうへんけしん）
丁甲庚辛成陣伍（ちょうこうこうしんせいじんご）
天羅地網鬼魔りょう（てんらちもうきまりょう）
八大金剛斎護法（はちだいこんごうさいごほう）
四大天王守四門（しだいてんのうしゅしもん）
星宿転斗柄行（せいしゅくてんとへいこう）
東西南北化蓮京（とうざいなんぼくかれんきょう）
元始祖気出（げんしそきしゅつ）
観音顕法身（かんのんけんほうしん）
太極運動午牛蒸（たいきょくうんどうごぎゅうじょう）
眞秀玄関達玉京（しんしゅうげんかんたつぎょくきょう）
字決接天天成成（じけつせつてんてんせいせい）
帰根龍華在此行（きこんりゅうかざいしこう）
帰根龍華在此行（きこんりゅうかざいしこう）。」
誦し終えたら 10回 額を床に付けて拝す。
【護身眞言】
一気に9遍誦し、それから天に向かって気を吹き出す。
「天羅神（てんらしん） 地羅神（ちらしん）
十二大師下天空（じゅうにだいしかてんくう）
日月二星左右遮（じつげつにせいさゆうしゃ）
オンマニペメフン
一切邪魔影無踪（いっさいじゃまえいむそう）
韋陀護我（いだごが）
謹請文殊観音神（きんせいもんじゅかんぜおん）
阿弥陀仏護我身（あみだぶつごがしん）
謹請太上老君（きんせいたいじょうろうくん）
王禅老祖（おうぜんろうそ） 南斗六郎（なんとろくろう）
北斗七星（ほくとしちせい）
達摩教主律令（だるまきょうしゅりつれい）
延寿王眞言（えんじゅおうしんごん）
急急如律令（きゅうきゅうにょりつれい）。」
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