( `m´) 「…ああ 聖獣グリフィスは
80年代の時の彼方に…
皆さん いかがお過ごしでしょうか。
夜松健でございます。」
( `m´) 「…さて 今夜も詩篇の唱読による魔力喚起を行いたいと思いますが…」
<ヽ`д´> 「夜松!!
ゴールデンウィークも 花見のシーズンも終わっちまって、
今度 洋一とデートする口実を作るとしたら、
七夕デートか おっさん2人の海水浴って事になっちゃうじゃないか!
俺はいつまでも待てないぞ!!!!」
( `m´)…
|・)…
<ヽ`д´> 「何か 机に聖書が置かれているようだが、
夜松、もしかして 悔い改めて クリスチャンになったっぺか?」
( `m´)…
|・)…
( `m´) 「…ヤドリギの葉を電話の下に入れ、
電話の上で 詩篇88を唱読する事を毎日夕に繰り返していると、
やがて 電話を待っている相手から 電話があるとされております。」
( `m´) 「…復活愛を求める人は、ひざまずいて
詩篇88を唱読します。
ブードゥー体系の呪術として行う場合は、
赤いキャンドルに "カム・トゥー・ミー"オイルを塗ってから
キャンドルに火を灯して 詩篇88を唱読します。」
<ヽ`д´> 「あ? ヤドリギなんて 網走にないっしょ。
どうしたら葉なんて 手に入るっぺか?」
( `m´) 「…セイヨウヤドリギや桑寄生の名前で
生薬として 刻んだ葉がオンラインでも販売されおりますので、
そういったものを利用するのが手っ取り早そうですね。
赤いキャンドルや "カム・トゥー・ミー"オイルは
オンラインの魔術ショップで購入可能です。」
<ヽ`д´> 「何か話しが複雑になってきて 混乱してきたっぺや。
要するに、
俺の携帯電話に "カム・トゥー・ミー"オイルを塗って、
赤いキャンドルに火を灯して 祈願してから、
マギー大宮の携帯電話と 俺の携帯電話を さりげなく
取り替えておくといいんだな?」
( `m´) |・)
<ヽ`д´> 「マギー! 今ドコモー?」
( `m´) 「…世の中には 反面教師というものが存在いたします。
良い子の皆さん よろしいでしょうか。」
( `m´) 「…エネルギーを得たい時は、
太陽の前に立って 詩篇89を唱読します。」
( `m´) 「…自分の内外のネガティブなものを浄めたい時は
詩篇90を唱読します。」
( `m´) 「…未来を開きたい時は、
詩篇84を唱読します。」
( `m´) 「…正しい決断・決定をしなくてはならない時は
詩篇119を唱読します。」
( `m´) 「…西洋魔術において聖油の塗油を重視しますのは
聖書を読みましても よく理解できるわけでありまして、
そのような文化のない日本で オイルを使用する魔術を行います場合
塗油を宗教的秘跡として重んずる背景を
よく理解し イメージできなければなりません。」
( `m´) 「…それでは 魔女っ子 クリーミー・もみ、
魔女の聖油を塗って 祝福を与えますので 壁から出てきて下さい。」
|・)! (カム・トゥー・ミー)⊂(`m´ )
|ミ サッ (`m´ ) 「なぜ塗油の祝福から逃げるか!!」