(幼子クリシュナ)
幼子クリシュナに 礼拝や供養を捧げて誦す事で
知識と並はずれた脳力が授けられます。
★「クリシュナ・クリシュナ・マハー・クリシュナ・サルヴァギャ
トヴァム・プラシドメ・ラマ・ラマン・ヴィシュヴェシュ
ヴィドヤマシュ・プラヤチュメ。」
以下 ネットに投稿されていた体験談のコピペです。
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俺は5年くらい前からこのアパートに一人暮らしをしている。
かなり古い建物で一軒家の一階と二階に分けて貸すタイプ。
俺は二階部分に住んでて一階は誰も住んでない。6畳二間で山手線内なのに家賃7万5千円。
最寄駅は飯田橋
引越しを手伝ってくれたやつはここは何かいる気配がするって言ってたけど
俺はそういうの信じないから構わず住んでいた。
しばらくするとそいつも何も感じなくなったって言ってた。
ここに住み始めてからしばらくして俺は明晰夢ができるようになった。
噂には聞いていたが、本当にできるってわかってかなり感動した。
俺の明晰夢は空を飛んだりはできないけどわりと自由に遊べるタイプ。
遠くに行きたいと思ったらいつのまにかそこにいて手軽に旅行できる感じ
ただしこれができるのはこの家にいる間だけで出張とかで他所に泊まった時にできたことはない
変化が起きたのは去年の秋から
うちはふた部屋あるんだけど、模様替えして寝る部屋を変えた
この部屋で寝るようになってから明晰夢が暴走気味になってきた
夢を夢とわかるのが明晰夢だけど、夢と現実がごっちゃになりはじめた
それってのだの夢じゃね?と思うかもしれないけどちょっと違うんだ
ある時上司の議論してることがあったんだけど、
よく考えて話し合ったりメモとったりラクガキしてるのに、
ある時点でふっと目覚めて夢だったりなんていうことから始まって
生活の断片が完全にリアルに行われるようになっていった。
夢だと気がつかないのにちゃんと考え、思うように動き五感もハッキリしていた。
傾向としてはなぜか議論したり口喧嘩したりといった争いごとみたいな場面が多かった。
そんな中もっとたちが悪いことが起き始めた。
朝目が覚めて、出勤して飯食ってまた仕事して、さあ帰ろうかなって時に
気がつくとそれが夢だったというパターンが起き始めた。
夢の中でも現実と変わらない生活が起きて、
目が覚めてしばらくどっちが夢でどっちが現実か真剣にわからなくなったこともあった。
これには損得あって、
今日やる仕事を夢の中でリアルにやってるのでスムーズにやったり
会議なんかも夢の会話が予知みたいにリアルだから落ち着いて話ができたり、
夢でつまずいたところを反省して現実ではうまくやれたこともあった。
損は時間の感覚がぐちゃぐちゃになって、とうとう一度だけだけど無断欠勤になってしまったことがあった。
夢と現実に区別がわからなくて、
今日は仕事が終わったと家に帰って風呂に入って寝たらそれは夢で気がついたら夕方だった
あいかわらず夢の生活では口論などの争う場面が多く、
本当の生活でも気がつくと荒くなってることが増え後輩に思わずキツく当たったり、
上司にも必要もなく噛み付くようなことが増えてきた。
完全に性格が荒れてしまっていた。
そしてこの間の話になる。
夜中に目が覚めた。掛け布団が外れた寒さのせいだった。
部屋は電気がついてて明るかったが、
俺は不精で本読みながら電気消さずに寝ることがたまにあるので、これ自体に異常はない。
ふと左をみると剥がれた掛け布団があった。
掛け布団は丸く膨らみ明らかに中に何かが入っているような形になっていた。
俺は驚くこともなく「あーこいつのせいだったのか」と思い、しばらく布団を眺めていたんだが、
ここ最近のことを思い出すとだんだん頭に来て、
その布団の中の何かにいる何かに向かってサッカーボールキックを思いっきり5,6発ぶち込んだ。
俺は昔空手と柔道をやっていたので攻撃力には多少自信がある。
確かな手応えを感じたところで中を見ようと布団を剥がしにかかったら思いっきり抵抗された。
中の人?は見えないが、明らかに手で布団を握って抵抗している感じだった。
俺はもう一回蹴りを入れるとその足で布団を踏み抑え、思いっきり布団を引き剥がした。
布団を引き剥がすと、そこには何もなかった。それと同時に背中にズン!と重い衝撃がのしかかってきた。
ただ重いわけではなく、短いけど確かに両腕、両足がからみついてくる感覚があった。
だんだん重さが増して来たので、俺はスッとしゃがんで亀になると、思いっきり両足を立てて伸ばした。
これは寝技の基本のひとつで後ろに乗られた時に背負い投げみたいに前に投げる効果がある。
ふっと背中の重みが前に投げ出される感触が伝わってきた。
しかし前方には何も転がってこない。
乱れた呼吸を深呼吸で落ち着かせていると背後に気配がした。
この時も全く恐怖はなくただ、真後ろにそいつがいるという確信だけがあった。
俺は息を整え神経を集中させると円形逆突きの要領で真後ろに正拳を突き入れた。
一瞬何かが見え、確かな手応えがあった。
その瞬間、目の前が真っ暗になった。
真っ暗になったのは部屋が暗かったからだった。
そして俺は立ち上がって殴っていたはずなのに、布団に座るような格好で中空にパンチを放っていた。
一瞬わけがわからなくなったが、すぐにここまでのことは夢の中での出来事だったことがわかった。
俺は部屋の電気をつけた。
そしたら兄貴が本を渡してきた。
兄貴の姿は見なかったが、本を渡してきた手は確かに兄貴のものだった。
そして渡された本は兄貴が子供の頃に持っていた妖怪だか悪魔だか、そういう類の図鑑だった。
その時は何とも疑問に感じなかったが、俺の兄貴は10年以上前に死んでいたし、
そんな本を持っていた記憶もないが、確かにその手と本は兄貴のもので、
疑問も驚きもまったくない自然な確信だった。
顔を上げ、見回して見たが、当然部屋のどこにも兄貴はいなかった。
兄貴にもらった本を何気なくパラパラとめくっていたら、ある絵に目が止まった。
下半身に蛇が絡みついた緑色の肌の邪神のようなその絵をみた瞬間、
今戦っていたのはコイツだ!という確信を得るとともにカッと怒りが湧き上がり、
そのページを引き裂き、その絵をパンチでブチ抜いた。
気がついたら俺は布団の中にいた。
部屋は薄明るく時計は午前6時半くらいをさしていた。
今もその時の恐怖はなく、たんたんと事実として記憶されている。
しかしこれからのことを考えると恐ろしい。
あれ以来、夢をまったく見なくなった。
しかし、寝落ちそうになると必ず、部屋のドアを2回ノックする音がする。もちろん内側のドアだ。