昼間は少し暖かくなってきたものの、相変わらず寒い日が続いている。
2月後半になれば、通常なら、巣作り、交尾、求愛給餌、テリトリー争いと、オオタカの繁殖行動は活発になっていくのだが、今シーズンはあまりそれらが活発に見えない。
と言うか、今までは季節が進むに連れて、繁殖の営みも整然と進んできた印象が強いのだが、ここ2~3年それが滅茶苦茶になっているように感じる。 季節的に営みが今はどんな状況だと言う、推測が出来なくなってしまったように感じるのだ。
それは、今年のように寒さが続く気候が原因なのか、人の行動や周囲の環境変化などが原因なのか良く分からない。 もしかしたら、この辺りで暮らすオオタカ全体の生態自体が、変化しようとしているのかもしれない。
3月になると「都市型」のタカが一気に繁殖活動に入る。 もしかするとこの辺りのタカは、全て「都市型」に変化しつつあり、オオタカ本来の「里山型」は居ないのかもしれない・・・・。
ある森の見張り場にとまる♂。
ある森の♀。
幼鳥を追い出す♂。
交尾するペア。(古る~い写真より)